問題!

広島市に本社を置くコンビニエンスチェーンのポプラ。
セイコーマートに次ぐ業界9位の店舗数で、およそ700店。

$横山龍太のブログ

このポプラですが、今年一月から、既存店客数を増加させるための戦略で、
ある特徴を持ったクーポンを配布しました。
他のコンビニが行うのと同様な割引券の配布なのですが、
クーポン券と呼ばず、そのある特徴を生かした名称にしたのです。

結果、前年より来店客数が伸びたのですが、
では、割引券のある特徴とは何でしょう?















































【答え】

定期券

【解説】


期間中に何度使っても対象5種類の缶コーヒーが30円割引になる
「缶コーヒー定期券」を店舗店頭で配布した。

1店舗につき1000枚をカウンターに設置し、缶コーヒーの購入者を中心に渡した。

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告知は対象商品が並ぶ商品陳列棚にスウィングPOPを設置したのみ。
マスメディアを使った大きな広告展開はしていないものの、
販売数は前年の1.1倍以上となった。

クーポン券による割引ではなく、“定期券”としたことが来店客の興味を引き、
利用者からも「面白い」と好評のよう。

同社によると、ポプラのコンビニ利用者の男女比は6.5:3.5程度。
このことから、タスポ導入によりたばこをコンビニで購入するようになった来店客、
特に男性客に対して“一緒に買うもう1品”になるように、割引対象商品を缶コーヒーにした。

缶コーヒーとたばこは同時購入の機会も高く、どちらもし好品で習慣的な愛好者が多い。
この類似点も考慮し、一時的な割引クーポン券ではなく、
何度も使えるような定期券方式で、継続して利用してもらえるようにした。

対象商品の缶コーヒーは、各メーカーに企画を持ち込み、協力を得た企業の製品から選んだという。


ちなみに、
ポプラの名前の由来は、
名・店名の由来は、植物のポプラと「ポピュラー(popular)」を掛け合わせたもの。