問題!


2010年、大手家電量販店を含む国全体の消費が冷え込む中、
売上高が1800億円、前年比300億円程度の増収を記録したジャパネットたかた。

$横山龍太のブログ

このジャパネットたかたの放送を見てみますと、生放送がほとんど、
こだわって生放送にしているのです。

実はそれには、ある理由があるのですが、
では、その理由は何でしょう?




ジャパネットたかたの原点でもある、高田社長が37歳のときに
長崎県佐世保市に開いた小さなカメラ店「カメラのたかた」の模型。

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【答え】

商品を天候に合わせて売ることができるため


【解説】

全国の地域ごとに、天気などによって商品や話題を変えながら、
お茶の間に直接語りかけている。
さらに、放送直前まで販売価格を吟味することもできる。


ジャパネットは、ヨドバシカメラやアマゾンのように、全方位的な品揃えの充実や、
客の滞留が重要というわけではない。
絞り込んだ少数の商品しか扱わないので、売れ行きを見ながら
売り方や売る数も工夫していける。

ひとことでいえば、駅前商店街の生鮮食料品をあつかうお店と同じである。
店頭に立っているオヤジが
「お客さん、今日はいいサバが入りましたよ」という感じで語りかけてくる。



さらに、「さて、気になる価格は?」と持っていく話の盛り上げ方も
ストーリー性の高いものになっている。

そして、最大のポイントは“それで何が得られるのか”ということ。
子供や家族やお年寄りといった、日本人の非常にベーシックな生活に
焦点を当てている。
「お子さん」とか、「記念になる」といった言葉が決めのワードといえる。