問題!
今年のワールドカップで目立ったシュートの一つ、無回転シュート。
予測不能の変化でゴールキーパーを惑わす凄いシュートなのですが、
では、なぜ最近このシュートが流行っているのでしょう。
実は、選手の技術とは別にボールに秘密がありました。
昔と比べ、ボールのある部分が変わったからなのです。
では、無回転シュートが増える理由となった
ボールの変化とは何でしょうか?
【答え】
ボールに使われる皮の枚数が減った
【解説】
以前のサッカーボールは、五角形と六角形の皮のパネルを
32枚組み合わせて作られていたのですが、
その後14枚パネルや8枚パネルなどのサッカーボールが
作られるようになりました。
2006 ドイツW杯 2010 南アフリカW杯
サッカーボールのパネル数を少なくしたことで、
より球体に近づいたのですが、それにより空気の渦の振動が
大きくなり、無回転シュートが出やすくなった。