春に咲く花といえば、黄色いものが多いことをご存知ですか。
菜の花、パンジー、タンポポ、マンサク、トサミズキやヒュウガミズキなど
春先に黄色い花が多いのには、理由があります。
では、その理由とは何でしょう?
【答え】
昆虫が見つけやすいように
【解説】
「まだ気温が低い早春は、活動する昆虫の種類数が少ないので、多くの昆虫に好まれる黄色の花が多いのでは」ということです。
昆虫の動きが活発ではなく、しかも種類数も少ない早春には、比較的特定の動物と結びつきが少ない黄色い花のほうが有利なのかもしれません。
さらに、こんな実験があったそうです。
“色を塗ったタライ”に水を入れて、飛び込んだ虫を調査。
その結果、タライの色別飛び込み虫数は、次の順位でした。
【1位】…黄色
【2位】…白色
【3位】…赤色
【4位】…緑色
【5位】…青色
この結果から、黄色に集まりやすいことが解ります。
しかし、この黄色い花の説は、まだ学説として確定していないそうで、
まだ放送コードにはのりません。