だいーぶ前のリクエストです笑

ありがとうございます😊



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4月に入って最初の月曜日。

今日は高校の入学式。

卒業式に間に合わなかった桜が、今ヒラヒラと舞っている。



『〜新入生代表 小林由依。』

『はい。』



耳心地のいい、声が聴こえる。

……あ、あの子。

受験の日に見かけた、あの子だ。



受験の日。

同じ電車に乗っていて、カバンを胸にギュッと抱えて、でも姿勢はよくて、外の風景をぼーっと見ているのかと思ったら時折視線を下に逸らして。

その何気ない動きが、きれいで。心臓が一度大きく、ドクンッ!とした。


でも、それっきり。

受験会場の教室も違ったみたいで、帰りに会うこともなく。

あの時のドキドキはなんだったんだろう?と思ってた。


でも、今わかったかも。

わたしあの子のこと、あの時から好きだったんだ。



きみの名前を知った入学式から3ヶ月が経った。


わたしはA組で、彼女はC組。同じ階だけど階段を挟んでるから中々見かけることがない。


なんとか接点が作りたくて、C組にいる中学からの友達─ふーちゃん─に会う口実に、彼女のいるそのクラスによく行くようになった。

ありがたいことにふーちゃんと彼女は仲良くなったみたいで、大体二人でいてくれる。


理「ふーちゃん!」

冬「あ、理佐!また来たの?」

理「あー、うん。まぁね。…あ、小林さんおはよ」

由「お、おはよう」


毎回伏し目がちに返事をしてくれるその姿が可愛くて、思わずニヤニヤしてしまう。


冬「理佐なにニヤニヤしてるの?」

理「いや、なんでもない。」

由「??」


じゃあまたね。とふたりに手を振り、自分のクラスへ戻る。


それから何度も会いに行って、由依ちゃん理佐ちゃんと呼び合うまでになった。



授業が終わって放課後、わたしは所属するバレー部に同じクラスの保乃と向かう。

体育館の間に中庭があってそこでダンス部が練習をしている。

わたしはここを通る時少しソワソワする。それは由依ちゃんがダンス部だから。

保乃の彼女のひかるちゃんもダンス部でよく立ち話するから一緒にいると由依ちゃんにも会えるというオプション付きだ。


ひ「ほのちゃーーん!!」

保「ひぃちゃん!」


ふたりは周りの目も気にせずハグしてる。…いいなぁ。

ボーッとふたりを見ているとなにか視線を感じて視線をふたりの奥に向ける。…ん?あ、由依ちゃん。


視線で、「ん?」とするも、「ううん。」と首を横に振るだけ。

なんだろ?と思うけど声かける勇気もなく、ニコッと笑うことしか出来なかった。



今日はバレー部の試合の日。

まだ1年生のわたしと保乃はスタメンには入れなかったけど、ベンチメンバーに選ばれた。


保「今日ひぃちゃん見に来てくれんねん」

理「あ、そうなんだ。いいね」

保「理佐も、あ!これ言ったらあかんのやった」

理「え?なに?」

保「ううん。試合出れたらええよなぁ」

理「そうだね」


1試合目

点差も結構つけてストレート勝ち。

2試合目

1セット取られてしまったけどその後先輩たちの好プレーで

1-4で勝利。

3試合目

お互い1セットずつ取って3セット目の中盤で、監督に呼ばれた。

監督「理佐用意しとけ」

理「は、はい!」


…緊張して手が震える。深呼吸。深呼吸。

はぁーー。っと息を吐いて客席を見ると、「え、由依ちゃん?」

なんか言ってる?…ん?


由「がんばれ…がんばれ!りさちゃん!」


うわぁ、やばい!うれしい!よぉーし!やったるぞ。


それからのわたしは凄かったみたいで。(保乃からあとから聞いた)

わたしに上げれば全部スパイク決めて点を取りまくった。らしい笑

わたしは夢中でやっててあんまり覚えてない。


試合が終わってから帰ろうとしたら先輩に声をかけられた。

先輩「理佐おつかれ!今日の試合でファン増えたんじゃない?」

理「え?なんですか?それ」

先輩「外出たらわかるよ。じゃあね。」

理「?あ、はい。お疲れ様です」


……先輩の言ってる意味がわかった。

こんなことあるんだ、すご。なにこれ?出待ち?

ん?え、ゆいちゃん?


理「由依ちゃん!」

由「あ、理佐ちゃん。お疲れ様」

人混みをかき分けて私の前まで来てくれた。


理「見に来てたんだね、ありがとう」

由「うん。り、理佐ちゃんの応援したくて/」

理「え?そうだったの?」

由「うん//」

理「うれしいなぁ。がんばれも聞こえた。ありがとう」

由「う、うん//」

理「由依ちゃん、かわいい」

由「え、えぇ?」

理「由依ちゃん、かわいい」

由「かわいくないよ/」

理「かわいいよ。今も照れてんでしょ?」

由「えぇ、なに?やめてよぉ//」

理「ごめん、好きな子からかっちゃうタイプなんだよね」

由「え、えぇ?!」

理「んー?聞こえなかった?す・き・な・こ!」

由「聞こえてるから!大丈夫!」

理「あははっ、かわいいね由依」

由「っ///」

理「やば、かわい」

由「もう、だめっ/やめてよぉー//」


どさくさに紛れて好きって言っちゃったけど、ふざけてないとほんとにキスしそう。

それくらい由依ちゃんはかわいくて実はどきどきしてる。



そのまま二人で帰って、電車に乗って、もうすぐ由依ちゃんの最寄り駅。


ぎゅっ、


由依ちゃんがわたしの手を握ってきた。

わたしも無言で握り返す。

横を見ると物欲しそうな顔をしている由依ちゃん。


由「着いちゃった、」


由依ちゃんの手を引いて電車を降りる。


由「え?理佐ちゃんも降りるの?」

理「うん。送ってく」

由「えぇ、いいよ。大丈夫」

理「だめ。危ないし、まだ一緒にいたい」

由「うん/わたしも」


そのまま手を繋いで、途中で見つけた公園のベンチに座る。


由「理佐ちゃんの手暖かいね」

理「そう?」

由「うん。大きくて暖かくて、、すき//」

理「ふふ 好きなの手だけなの?」

由「ううん//ぜんぶすき」

理「うわぁ、やば。うれしい」

由「ねぇ、理佐ちゃんは言ってくれないの?」

理「由依ちゃん、すきだよ」

由「うん!すき!」


ぎゅーっ、てわざとなのかな?胸を押し当てて抱きついてくる。

可愛すぎてもっと強く抱きしめ返す。

ぎゅーっ!


ふたりで、ふふって笑いながらどちらかともなくキスをした。


Fin



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途中まで書いて続き書けなくて置いてたんですけど、

理佐途中で性格変わっちゃった笑笑

あと全然理佐猛アタックしてない笑

由依ちゃんの方ががんばってる🤣


更新遅くてすみません

また書きます✍