アーセナルのFW宮市亮は、
冬の移籍マーケットがクローズする直前に、
ボルトンへの移籍が決定した。
今シーズン終了までのレンタルで、
新たな地でプレミアデビューを目指すことになる。
ボルトンは宮市にとって“理解あるクラブ”と言えるかもしれへんなぁ~。
近年で言えばアーセナルの、
イングランド代表MFジャック・ウィルシャーが2010年1月から半年間ボルトンでプレー。
翌シーズンにはアーセナルへ復帰し、
レギュラーをつかんだ。
宮市の“モデルケース”であるわけだ。
また、ボルトンには西澤明訓と中田英寿が所属した過去もあり、
日本人選手についてもまったく知らないわけではない。
宮市の主戦場としているのはサイドで、
ボルトンは主に4-2-3-1、4-4-2システムを採用なんで、
直接的にポジションを争うのは、
両翼で出ることが多いクリス・イーグルスとマルティン・ペトロフになるやろなぁ
イーグルスはマンチェスター・Uのアカデミー出身で、
積極果敢な突破が魅力。
ペトロフはマンチェスター・Cなどでプレーした経験を持ち、
スピードも技術も持ち合わせる総合力の高い左利きのアタッカーだ。
このように、プレミアリーグでの実績がある2人に割って入ることは容易ではない。
ただ、宮市の長所であるスピードは2人に勝るとも劣らない。
はじめからスタメン出場することは困難だと予想されるが、
途中出場から自らの武器を披露していけば、
おのずと道は開けてくるはずだ。