昨日のお話で、
元々の皮膚の大きな役割は、
外部からの影響から私たちを守る」
という事だとお話しました。
 
 
さてさて
そのバリアはどうなっているでしょう??
詳しくお話するとながーーーくなるので
ひとまず簡単に❤
 
こちらが肌の断面↓↓
 
表皮の
一番上に「角質層」が見えるでしょうか?
この角質層(各層)は
私たちの皮膚の一番外で外界と接しています。
 
「角質」っていらないものみたいに
思われがちですが、
とっても大切な役目を持っています。
 
 
そして、この各層は
10~30層になっているのですが
(場所によってと個人差あり)

この中をうるおしているのが
 
・自分の脂(皮脂)
・自分のうるおい成分(MMFといいます)
・水分
 
です。
 
この、水と油のバランスが
取れた状態があると
皮膚はとっても元気でいられます。
 
 
そして、バリアで
とても大切なポイントがもう一つ!
 
この脂や汗などを食料にして、
私たちと共存している人?たちがいます。
 
 
それは
「皮膚常在菌」
 
「菌」って言ったら
なんだか危ない気がしますか??
 
でも、今ではとても有名になった
「腸内フローラ」
 
 
 
 
たくさんの菌が多様性を持っている事で
私たちの健康を保っています。
 
皮膚にも同じことが言えます。
 
一時期、アトピーの問題が
「黄色ブドウ球菌」と言われましたが、
これはもともと誰の肌にもいる菌です。
 
それが問題になるとすれば
・菌の多様性が失われ、特定の菌が優勢になっている
・バリア機能が壊れ、害がある微生物が入り込みたい放題
 
なんて状況も考えられます。
 
菌の多様性については
本当に10回シリーズくらいで語りたいのですが(笑)
また別の機会として、、、
 
私たちの皮膚には、
たくさんの細菌や微生物(カビなども含め)
が住み着いています。
 
それは一人一人違うそう。
 
この絶妙なバランスが
均衡を保ち、なんと!
外から来る病原体などからも
私たちの肌を守ってくれているのです。
 
 
さっきお話したように、
私たちの皮脂は
 
・潤いやバリアを保つ働き
・常在菌のごはん
 
の役割をしています。
 
 
そして、
ここで思い出していただきたいのが
界面活性剤=乳化剤の役割。
 
 
脂をもとの状態ではなく
水に溶ける状態にしてしまう事。
 
 
それがお肌のバリアを壊して
結果的にどんどん乾燥が進んでしまう、
皮膚バリアが壊れる、
肌がもろくなり、外敵に弱くなる
刺激ですぐ痒くなりやすい
 
状態をを作ってしまう可能性がある、
ということがちょっと繋がってきたでしょうか??
 
明日は、
ここをもう少し詳しく見ていきたいと思います♪
 
 
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