一つ前の、五感を使う、磨くこと。
に少しレポートを書きました

先週のことになってしまいましたが、国友農園さんの利き茶会。

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私が、もともと大好きで、
よくいろんな方にお土産としてお渡しさせていただいております、国友農園さんの有機のお茶シリーズ!

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独特な方法で微発酵させたり、釜炒り茶にしたり。
日本茶なのに、どこか中国茶の風味と体を吹き抜けるすがすがしさ。

私の祖母は、自分の祖母や母が作ってくれたお茶に似ていると。

ちなみに、国友さんがおっしゃっていたお話で、
お茶は「テアニン」が多いと甘くなるという事です。肥料が多いと甘くなるということがわかっていたため、江戸時代から既に「甘み」を追求していたとか。

戦後ますますエスカレート。
あまり多く窒素肥料を入れてしまうと体に影響を及ぼす「硝酸塩」というものが増えてしまいます。

今はお茶業界も、見直しの動きが大きく、昔ほどのことはないとのお話でした。

国友農園さんのお茶は
有機、もしくは自然栽培。

神様が宿ると言われているこんな山の中。

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今日本で飲まれているお茶のほとんどは挿し木で殖やし、栽培されているそうですが、
国友農園さんで栽培されているものの中には「実生」といって、自然に種からできたものもあり、とっても個性豊か。

葉の形状もそれぞれ違う。

そんな貴重なお茶の数々を「そのお茶が育った土地のお水を沸かしていただく」というなんとも贅沢な体験をさせていただきました。

実生のお茶の木は、自分の背丈の三倍もの直根がどんどん伸びて行き、
岩があっても根っこの先から酸を出し、岩をも砕く生命力。

土の中のミネラルもしっかり吸収して育ちます。
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山の気をいただくお茶。

こちらのお茶の名前は「龍」
岩の上に生えている木から採取したお茶です。
「体の中に入って龍となる」が由来。
静かな、力強いお茶でした。


国友さんいわく、鎌倉武士も体をしずめ、気持ちを落ち着かせるために茶道をしていたそう。



実は、こんな容器の違いだけで、味が変わってくることも体感として実感。
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書ききれないほどの貴重なお話を聞かせていただき、

自分の感覚を研ぎ澄ますこと(鍛えること)
子供のころからの感覚。
感覚で捉えた記憶は心や体に残る。
香りは嗅神経を通じ、脳へ。

など、今の私にまさに響く内容でした。

もっともっとお話をお伺いしたい!
そしていつか、お山にも行ってみたい!と思っております。

企画してくださった、まなべ商店の久美さん!
そして何より貴重なお話の数々を教えてくださった国友さん!
本当にありがとうございました!!