ストレス、溜まってますか?
人間関係。
体調不良。
有害物質。
自己嫌悪。
外出自粛。
私たちは、この世のありとあらゆるものからストレスを受けています。
ストレスフリーな生活を目指すほど、理想と現実とのギャップに、余計ストレスを感じてしまうかもしれません。
かく言う私も、人とのコミュニケーションを通してストレスを感じています。
これは特定の人物がいるわけではなく、人類との関わりそのものがストレスなんです。
家族でも友達でも仲間でも先輩でも後輩でも先生でも店員さんでもお客さんでも赤の他人でも、誰と関わる時も多かれ少なかれストレスを感じます。
だから、1人が大好きです。
人目がある環境から家に帰ってきた時は、得も言われぬ安心感と幸福感に包まれます。
全く誰とも関わらずに過ごすことが出来たらば、おそらく私はストレスフリーに限りなく近づけるでしょう。
他人の目を気にすることも、他人と自分を比較することもなくなるのだから。
私の同じように、極力他人との接触を避けたいと言う人がいらっしゃるのではないでしょうか。
もちろん、逆に1人がストレスという人もいらっしゃるでしょうけど。
全く否定するつもりはありませんよ。
だから、否定してこないでくださいね。
「いや、1人がいいなんて寂しすぎるでしょ。自分の周りに人がいっぱいいた方が絶対楽しいに決まってるじゃん。人生の半分損してるよ。」
とか、もうほんとにやめて。
半分くらいなら損していいから。
あと、他人と関わりたくないって散々言っておいて申し訳ないんですが、多くの人と関われた方がいいに決まってるじゃないですか。
人の数だけ考え方や意見があるから、多くの人と出会うほどに他人への理解が深まって、人としての成長につながると思います。
また切磋琢磨したり応援し合える仲間がいることで、目標達成できることもあります。
人とのコミュニケーションは本当に大事です。
ただ、私の場合どれだけ大きな成長や目標達成を実現したとしても、家に帰ってきた時のあの幸福感を捨てることはできません。
おうち、最高です。
そして、もう一つ皆さんにお伝えしたいことは、ストレス=イライラではないということ。
そもそもストレスとは緊張や重圧のことですが、私は良いストレスと悪いストレスの2種類あるんじゃないかなぁと思っています。
日常的によく使われるストレスは悪いストレスの方で、誰かを対する嫌悪感とか苦手な人を前にした時の緊張感とか、マイナスな感情に由来しているもの。
一方、良いストレスは誰かの面白い意見を聞いた時の感動とか、好きな人に想いを伝える時の緊張感とか、そういうプラスな感情の先にある疲労感。
どっちもストレスで、どっちも人とのコミュニケーションの中でしか生まれ得ません。
そして、必ず両方のストレスを同時に受けます。
悪いストレスだけ受けて、良いストレスがないなんてことは絶対にありません。
コミュニケーションを嫌い、悪いストレスをより受けやすい私が言うのだから間違いないです。
悪いストレスを受ける覚悟があるからこそ、良いストレスを感じることができるのです。
以前紹介した、甲本ヒロトさんの名言に似てますね。
まあ、良いストレスを諦めてストレスフリーに向かうのも立派な選択だと思います。
あとは、今の自分に何がどれくらい必要かを考えること。
考えることにもストレスがかかりますよね。
これを読んだ皆さんのストレスが、少しでも良いストレスに傾けば幸いです。
では、また次回。