こんにちは、ゆきこです
子供の頃から、なんとなく集団の中にいてもなじめない。
みんなと比べて、自分は感覚が違うような気がする。
そんなことはありませんか?
というか、そうじゃない人が果たしてこの世にいるのか、私にはよくわからないのですが。
いるのかな?
私たちは幼い頃から「こういう風な人になりなさい」という圧力をかけられて育ちます。
時代や環境によって、圧力は様々でしょうが、完全に「あなたのままでまっすぐ育ってね」と育てられた人はなかなかいないと思います。
それはもちろん、親や先生が私たちのためを思って言ったことなので、責めることではありません。
でも、そういう社会の圧力の中で、生きづらさや違和感を感じて大きくなった大人がいることも事実です。
世の中には目標とするべき立派な人やすごい人がたくさんいます。
テレビやネットでは、すごい人がもてはやされ。
漫画やアニメでも、かっこよくてすごい人が困難に負けずに打ち勝ちます。
それに比べて、私はどうでしょう?
有言不実行。ダラダラしてすぐにスマホをいじってしまう。
目標を立てたときはやる気があるけど、2日後にはやる気スイッチを無くしてしまう・・・。
これじゃイカンと自己啓発系の情報をネットで探すと、お化粧をバッチリ決めて髪はカールしてて、いかにも高収入そうな講師の先生がいる。
私とは住む世界どころか、そもそも人種が違うんじゃないだろうか・・・?
いやいや、そうやって自分はダメだと思っているからダメなんだ。
今度こそ本気で人生変えよう、ちゃんとお金を払って、覚悟を決めて、先生の言う通りにすれば、私でも人生変わるかもしれない。
そんな風に、自分の人生を良くするために努力する人は少なくないですよね。
でもね、この年になると思うんです。
自分は自分以外の自分にはなれない。
生きづらさを抱えて生きている人の多くが、自分じゃない自分になる努力を重ねてきた人だと思います。
昭和の世の中って、そうなんです。
自分のままの自分じゃダメ。
立派な人になる努力をしなさい。
成功者は人が寝ている間に努力している。
そんな感じ。
平成は、それが徐々に変わる過渡期かなあ。
私ね、思うんです。
猫は犬になれない。
犬も猫になれない。
猫が一生懸命川に飛び込もうとしてるけど、出来ない。
犬が一生懸命木に登ろうとしてるけど、出来ない。
そんな光景を見たら、どう思いますか?
猫は川に飛び込まないで、木に登ればいいし。
犬は木に登るのをあきらめて、川に飛び込めばいい。
私も、あなたも、自分じゃない自分を目指すのはあきらめて、自分のままで何ができるのか考えてみたらいいんじゃないかなぁ。
って。