めがね
大切なことは焦らないこと。
もたいまさこが小豆を煮ているときに言った言葉がズンときた。
たそがれる。こと以外何もすることない場所に
おっきなトランクかついできた小林聡美が、
だんだん自分の中の重たいものを置いていく。
そんな話。
この映画、時代背景も、人物背景も、特に設定がなにもないんだよね。
一体何をやってる人で、なんでそこへ来たのか全くわからん。
だから、それぞれに、重ねやすい。
今みんな急ぎすぎなんですよ。
重たいものを抱え過ぎなんですよ。
っていうメッセージがほんとに心地いい感じで伝わってくる。
「黄昏れる(たそがれる)」って言葉が映画の最中にたくさんでてくるんだけど。
意味は、
1 日が暮れて薄暗くなる。
2 盛りを過ぎて衰える。
だって。
でも、ぼーーーっと自分と向き合うこととか、
大切な誰かを想う。とか、そんなことだろうね。
「かもめ食堂」と同様、
特に抑揚のない映画だから、
好き嫌いはあると思うけど、
私はこのゆるーーーい感じがとっても好き。
あと、おいしいご飯とビールが飲みたくなるよ。
だから、今日は(も!?)1人で
飲み過ぎた。
毎日フリーダムなんですから、
こんな映画は見る必要ないでしょ・・・
と言われれば、それまでです。ハイ。
でも、オイラは黄昏れるのが上手だったはずなのに、
いつからだろうね。
こんなせかせかし始めたのは。
イカンイカン。

