伊坂幸太郎
なんとなく 乗り遅れた感があって、読んでなかった
伊坂幸太郎に今更ものすごくはまってる。
デビュー作。

オーデュボンの祈り。
これちょうど、今読み終わったんだけど、
鳥肌の余韻がまだ残ってる。
コンビニ強盗未遂で逃走していた主人公伊藤が、
気づくと江戸時代から外界と遮断している誰も知らない島にいる。
嘘しか言わない画家、殺人を許されてる男、未来が見えしゃべれるかかし。
が住む島。
ある日、未来を見通せるはずのかかし優午が、殺され・・・
予知できたはずなのになぜ?
それと、同時進行で話全体に
「この島には何かが欠けている。それを外の人間が持って来てくれる。」言い伝え。
それは何?
入りは、あまりにもファンタジーなんだけど、
そんなことも気にならなくなるくらい、
引き込まれる。
もう、ずばりこんなミステリー読んだ事ない!だよ。
伊坂幸太郎の文章構成も、登場人物のキャラも、口調もパズル的なとこもおもしろいんだけど、
個人的には、作者の「伝えたい」ことがこんなにも
嫌らしくなく、すっと入ってくる文章、言葉が斬新であったかくて好き。
鳥肌を立たせるっていうか、のどの奥が熱くなるものがある。
「自分の投げた矢が絶対、的に当たってるっているものだと思っていてさ、それがてんで外れた地面に付き刺さっていたら、寂しいじゃないか。」
「そういう時はだ」
「落ちた場所に、自分で的をかけばいいんだよ」
なんか救われる。
このままでいいんだぁ。と・・・はしばしで。
作者の人柄の良さもすごい感じ取れるからまたいいんだろな。
最後の島に欠けてるもの。
それが、またあったかくさせる。
出会いは、連作短編の

チルドレン。
少し前に文庫本になったので、試しに読んでみたら
なんで、今まで手を出さなかったんだろう。
って後悔した程おもしろい。
ので、デビューから読みあさる予定。
東野圭吾のパズルの面白さと、
村上春樹はちょっと大人すぎる。って人には、おすすめ。かな。