先週末にブログで報告した認知症の男性大暴れの続編です。
~前回の最後の記事より~
現場に到着したら、送迎車は見つけたが、誰も人が乗っていなかった…
周囲も見回したら、なんと…(ここまでが前回載せた記事)
100メートルぐらい離れ路上で、傘を持ちスタッフ2人に抑えられようとしてた。
俺が近寄って見ると、1人の女性スタッフの右手が血まみれになってました。
「大丈夫ですか?」ってスタッフに声をかけると「大丈夫ですが、私達の力では抑えきれなくて、傘を振り回して…」って言ってきました。
自分は、その認知症男性の目を見て「大丈夫ですから」って声をかけたが、言葉が通じない中国人の為、暴れる一方だった。高齢者のわりには握力もかなりあった。
…で家族に連絡取っても繋がらないし、中国語を話せるスタッフが1名いるので、そのスタッフをこの現場に至急向かうように指示した。
5分ぐらい過ぎ、ようやく、話せるスタッフが来たので、「中国語で大丈夫ですからって言って」って指示しました。
そしたら、通じたのか、その認知症の男性が中国語で何か話しはじめた。
だんだんに冷静を保ち、無事送迎車に戻し、自宅へ送り届ける事が出来ました。
しかし、認知症の利用者(お客様)は、いつ何の行動を取るか分からないので…
しかも今回は言葉が通じないって言う大きな壁も課題になりました。
高齢化社会の現在、ますますこのような事は起きるのかもしれませんね。