まず前期破水したその日の夜から陣痛らしきものが始まりました。
間隔は10分〜6分ほどで割とバラバラ。
痛みは軽い生理痛から
朝方には重い生理痛&腰痛へ。
痛みが10分間隔になったら教えてくださいって言われてたけど最初は耐えられる痛みだったから10分間隔でも報告せずにやっとナースコールを押したのが朝方

いい感じに波が来てるけどまだだね…と言われてその日日中は夜の寝不足分を補うかのように眠りにつきました。
不思議なことに夜にあった陣痛が日中はほとんどなかったです。
助産師さん曰く、野生の本能で夜に痛みがくることが多いけど日中もくるようになれば本当の陣痛になるよ
って言われたので

私のあれは陣痛の痛みじゃないのか?と不安になりました。
そして午後からその日は大部屋から陣痛室に1番近い部屋に移動。この時点で出産が間近なのかとちょっとドキドキ

案の定入院二日目の夜も10分〜12分間隔ほどで痛みがきてたので助産師さんに言うと
それはね、まだ陣痛じゃないよ。
陣痛にまだ繋がらない痛みだから今大事なのは寝ることとしっかり食べること。
この時点で私の心が折れかけました。笑
確かに痛いけどすっごい痛いわけじゃないし耐えられない痛みではない…
心がナイーブになっているのかこの時は自分を全否定されたような気がしてこの助産師さんが嫌いになりました。笑
私は腰が痛くなるタイプらしくお腹はほとんど痛くならなかったです。
腰がとにかく内側から広げられているような感覚で辛かったからこれからどうなるのか…と思ってたら夜中12時過ぎから痛みの間隔が6分〜5分と短くなって痛さが増し増しに。
この時の痛みが今までで1番強くて腰がどうにかなりそうななんとも言えない痛み。
痛みの持続は1分くらいでとにかく1人でフゥーっと息を吐いてやりすごしました。
腰の痛みと共になんとなく子宮口が広がっていってる感覚があったのでたまたま見回りに来た助産師さんに痛みを伝えるとここでも
まだお腹の張りも微妙だから、
産まれないと思う。痛いだろうけど今日はなるべく寝てくださいね。
この時点で心が折れました。笑
え、陣痛ってどんだけ痛いん?
これ陣痛じゃないの?
陣痛に繋がらない痛みなのにこんなに耐えなきゃだめなの?
未知の体験に不安ばかりがやってきてこの時はもう二度と出産なんてしない!やるなら絶対無痛分娩!って思ってましたww
今思うとこの辺りが精神的に1番辛かった。
腰をさすってくれる人がいないから自分でさすり、お尻の穴付近をぐりぐり押してみたり。
喉が乾いても飲み物をとりに行く余裕はもちろんなくてただ1人夜中に広い部屋で痛みに耐える孤独感。
そして夜中3時ぐらいから腰の痛さにプラスお尻の穴付近が圧迫されてくるような感覚に。
その圧迫されてる感がどんどん強くなっていって朝方には腰の痛さより踏ん張りたい感覚しかなかったです。
今思うとこの時点で
助産師を呼んでればよかったww
何回もいきみたいと思ったけどいきんだらダメって耳にするしとりあえず我慢。
なんとか寝ようと目を瞑って耐えているうちにいつの間にか朝方になったのでなんとか立ち上がりトイレに行きました。
トイレに座ってすぐに便意がきたので少し踏ん張ると緩めの便がでてきてお尻を拭くと更に便意がやってきてなんとなくこの辺りから嫌な予感がしてました。←
一度踏ん張ってしまうと止められないもので、ここでいきんだらダメだと心の中では思っていてもいきんでしまい明らかに便じゃないものが出そうな感覚に。
この時点でやばいと思いトイレのナースコールを押して助産師さんを呼びました。
そしてすぐに助産師さんが来て状況を説明するともうこのまま産んでしまいましょう!と言われて立ち上がれるか聞かれたので立ち上がろうとすると力んでしまい
スポンっと頭がでてくる感覚を感じながらそのままなんとか歩いて分娩台にのりすぐさま旦那に産まれそうだからきて!と電話。
その2分後の6時過ぎに無事出産。
電話しながら思ってました。
旦那、出産に間に合うわけねぇ
ww

頭が出る瞬間も生まれる瞬間も痛いとかは感じず、ただ出したかったものがスルンと出てきてスッキリ‼️の感覚の方が強くて
我が子と対面して感動
とは感じなかった…

むしろ
やっぱりあれは陣痛だったじゃねぇーかよ‼️って内心思ってました。笑
産まれて20分くらいしてからようやく来た旦那は産まれてるのを見て唖然ww
旦那が来た時私はおまたを縫われている最中だったので正直痛くてそれどころじゃない。
おまたを縫う時と子宮に残ったものをかき出された時がめちゃくちゃ痛かったです。
処置が終わってからカンガルーケアで1時間ほど旦那と赤ちゃんと3人で分娩室で過ごした時初めてやっと出産したことを実感しました

結果的に超安産だったんだと思います。
何はともあれ想像とは違えど思い出に残る出産になったし無事に産まれてきてくれたことに感謝です


