ぽむ男爵のひとりごと-栗山千明&北村一輝.jpg


TBSでは4月クールの日曜劇場で、中居正広主演のドラマ「ATARU」を放送することが決定。中居がTBSの連続ドラマに出演するのは、'04年に放送され大ヒットとなったドラマ「砂の器」以来、約8年ぶりとなる。「砂の器」では天才ピアニストという難しい役を演じ、役者としても高い評価を受けた中居。今回は、映画「レインマン」でダスティン・ホフマンも演じたサヴァン症候群という特殊な能力を持った謎の男・アタルを演じ、再び難役に挑戦する。また、共演に北村一輝、栗山千明が決定。北村は警視庁の刑事・沢俊一、栗山はその部下だった元刑事・蛯名舞子を演じ、アタルが提示する事件の鍵の謎を解いていく。

久々にTBSでの連ドラ主演が決まった中居は、「TBSは8年間もどうしてたんだという思いでずっと待っていました(笑)。今回も非常に難しい役なので撮影は本当に大変だとは思いますが、しっかり演じていきたいと思っています」と冗談交じりで意気込みを語る。

物語は、サヴァン症候群であるアタルの特殊な能力が、警察も気づかなかった犯罪事件に関する微細な証拠を“発見、観察、洞察、推理”し、そこから事件の解決につながる“単語”を次から次へと発することで進んでいく。その“単語”を鍵に、迷宮入りしかけた難事件を解決していくという展開。

さらにストーリーについて中居は、「台本が間違いなく面白いです。ドキュメントみたいなドラマだと思いましたし、自分が面白いと思える台本に出会えるのは、役者冥利(みょうり)につきますね。何より今は、続きの台本を読むのが楽しみで仕方ありません」と絶賛。中居をうならせた今回の脚本は、ドラマ「相棒」「科捜研の女」(テレビ朝日系)や、映画「麒麟の翼~劇場版・新参者~」('12年1月公開)などヒット作を手がける櫻井武晴氏のオリジナル作品となっている。久々のドラマ撮影に気合十分の中居と共に、見ている視聴者も“単語”の意味するものは何かを推理しながら楽しめる新感覚のドラマとなりそうだ。