ぽむ男爵のひとりごと-ボス CM.jpg


 ハリウッド俳優のトミー・リー・ジョーンズ演じる宇宙人ジョーンズがさまざまな職業につき、未知の惑星・地球を調査するストーリーが展開されるサントリー『ボス レインボーマウンテンブレンド』の新CMが、このほど完成した。シリーズ第34弾となる同作でジョーンズが演じるのは、小さな離島の診療所に赴任した「医師」。看護士役の女優・寺島しのぶらとともに心温まる人間ドラマを繰り広げる。

【CMカット】島を去る宇宙人ジョーンズなど

 CMでは「この惑星の、医者と呼ばれる存在は、やたらと頼りにされてしまう」というナレーションが流れるなか、宇宙人ならではの特殊能力を駆使し、あらゆる病を治すジョーンズの姿が映し出される。当初はヤブ医者ではないかと疑われるも、すっかり島民から慕われているジョーンズ。しかし、充実した日々は診療所にやってきた役所の職員からの「ジョーンズさん、許可を得ていらっしゃいますか?」という一言で打ち消され、島を去らなければいけなくなってしまう…。

 教師、刑事、屋台のラーメン屋店主と、これまで数えきれないほどの職業を演じてきたジョーンズ。撮影後のインタビューで、今回の役柄について「今までのシリーズと変わりなく、自分はどんな役でも演じるだけだけど、宇宙人ジョーンズが病気を治す特殊な能力を持っているところが面白かったね」と満足げに語った。また、もしも自身が医師になるとしたら「小さな田舎町の医者になりたいね。でも大都会で働く大金持ちの脳外科医も魅力的かな」と欲張りな一面をのぞかせ、笑いを誘っていた。

 同CMには「いつもCMを見ている側だったので、まさか自分に声がかかるとは思っていなくて」と今回の出演を喜んだ寺島のほか、女優の松原智恵子が寝込んでいる患者役、俳優の渡辺哲が首を痛めた島民役、田中哲司が役所の職員役で出演する。松原はジョーンズの印象を聞かれると「何だか本当に宇宙人みたいで、本当に病気を治してくれそうな気がしました」と笑顔を見せ、ジョーンズを問い詰めるシーンを演じた田中は「(今回の役は)こういう機会でもなければ、一生できなかった」と感慨深げだった。

 ラストを締めくくる宇宙人ジョーンズと島民たちの別れのシーンがホロリとさせる『宇宙人ジョーンズの地球調査シリーズ』最新CM「医師」篇は、28日より全国で放送。