ぽむ男爵のひとりごと-青木宣親、大竹アナ.jpg

松葉づえながら、笑顔で退院するヤクルト・青木。

夫人の佐知さんが後ろからそっと支えていた



 ヤクルト・青木宣親外野手(27)が10日、テレビ東京の大竹佐知アナウンサー(26)と結婚したことを発表した。2人は連名で、10月吉日に婚姻届を提出したと報告。5日に両足首の三角骨の摘出手術を受けたばかりの青木はこの日、夫人の佐知さんに付き添われて都内の病院を退院した。今後は夫婦二人三脚で、完全復活を目指す。


 人生を共に歩んでいく。両手に松葉づえという不慣れな状況にも前を向く青木を、夫人の佐知さんが後ろからそっと支える。都内の病院を退院する2人の姿からは、お互いに支え合っていこうとする決意がうかがえた。


 「これからも、お互いを支え合い、思い合い、笑顔あふれる家庭を築けるように、一歩一歩、共に歩んで行けたらと思います」


 2人の連名で、10月吉日に婚姻届を提出したことを報告。直筆サインを添えて、喜びのコメントを発表した。約2年の交際を実らせてのゴールインだった。


 結婚を発表した“良き日”に、青木の退院も重なった。5日に両足首にあった三角骨の摘出手術を受けた。当初は11日に退院予定だったが、「術後の経過が順調だった」(青木)ため、1日早めた。9日に松葉づえを突いての歩行練習を開始したばかりだが、驚異の回復が早期退院につながった。


 「今の状態でもよくなったと感じる。手術してよかったと思う。今週中に普通に歩けるようにしたい」


 約3センチの三角骨を摘出した。これまでは痛かったという正座の姿勢が「痛くなかった」と足首の可動域の広がりを早くも実感していた。今後は1週間後の抜糸が済むまで自宅で安静する。


 「来年の開幕は大丈夫です。抜糸をすれば、すぐにリハビリを開始します」


 オフは地道なリハビリが続く。抜糸後は埼玉・戸田の球団施設でリハビリを開始。12月中にランニングやバットスイングができる見通しで、来年2月の春季キャンプには万全の状態で臨める。生涯の伴侶(はんりょ)と二人三脚で復活ロードを一歩一歩進んでいく。