2回目は「プロフェッショナルの条件―いかに成果をあげ、成長するか (はじめて読むドラッカー (自己実現編)) 」 著者:ピーター・ドラッガー
P・F・ドラッカー教授(1909〜2005)は、20世紀を代表するビジネスにおける大思想家。
本書は、ドラッカー教授が「一人ひとりの人間とそのあげるべき成果、成し遂げるべきこと」に焦点を絞ってまとめられたもの。
中身はドラッカー教授が過去書籍において記載、指摘していることがほとんどです。
マインドマップは次のとおり
トピック(要約)
① 世界で何が起きている?
- ポスト資本主義 「知識に対する意味合い」が変わり、知識が経済の中心変化
- 新しい社会の主役は知識労働者に
②働く意味が変化
- 生産性を高めるためには働く目的を明確に定めること。そして、その目的に集中すること。
- 成果が上げるためには全ての者がエグゼクティブの心持ちで臨むこと
知識労働者が生み出すのは、「知識、アイディア、情報」。また、共有することが重要
肉体労働者と知識労働者を分けるのは自らの成果を他の人に供給すること
- 貢献を重視
成果の上がる組織にするには権限ではなく成果に焦点を合わせる。
「直接の成果」「価値への取り組み」「人材育成」の3つの領域での成果を上げる取り組みをしないと、組織は腐敗する
また、「知識ある者は理解される責任がある」
③自らをマネジメント
- ドラッガーの人生を変えた7つの経験
- 自らの強みを知る
「自分について知ることのできることは、せいぜい弱みについてである」
そのために他人にフィードバックをもらう。そして、強みを更に磨くことに集中し改善しても人並みにしかならないことは取り組まない
- 時間管理
重要なことに集中するためには、時間管理が重要
まず何に時間を使っているかを把握。そして必要のないことは捨て、他の人に頼めることは頼む
④意思決定の基礎知識
- 意思決定の秘訣
次の5つのステップをすすめる。
1.「基本的な問題か、例外的な問題か」「何度も起こることか、個別事案か」
2. 「その決定の目的」「達成すべき目標」「満足させる必要条件」
3. 何が正しいか、何が受け入れられやすいか
4.行動に移す
5.フィードバックを行い、検証出来る仕組みをつくる
- 優れたコミュニケーションとは?
1. 受け手が理解できる
2. 知覚することを期待していることだけを知覚
3. 受け手の価値観や欲求や目的に合致している
4. 必要なのは、知覚であって情報ではない
- 情報と組織
情報を中心とする、「情報型組織」が出現。情報型組織はフラットで、マネジメントの階層が圧倒的に少なくなる
その代わりに自己管理と責任が集中
- 仕事としてのリーダーシップ
要件は、
1. リーダーシップを仕事
2. 地位や特権ではなく責任
3. 信頼が得られる
- 人の強みを活かす
強み重視の人事」が必要
- イノベーションの原理
1. 機会を分析
2. 利用者の期待、価値、ニーズを把握
3. 焦点を絞り、単純化
4. 凝りすぎない
5. 多角化しない
6. 未来のためにイノベーションを行わない
⑤自己実現への挑戦
- 人生をマネジメントする
同じ仕事を40年、50年続けるのは長過ぎて飽きるので、第二の人生を予め設計する
- 「教育ある人間」が社会をつくる
ポスト資本主義社会は、「知識社会」であると同時に「組織社会」
組織目標達成のため、若いうちから経営的な仕事を任せ経験を積ませることが重要
ー 何によって憶えられたいか
自らを成果の出せる人間に出来るのは自分。だから、自らの成長には責任を持つ
⑥実践へのアクション
1.自分の強みを知る
2.何で貢献出来るかを考える
3.時間を管理し、重要なことに集中
【感想】
成果を上げるためには何が必要かという要素がMECEにまとまっており、汎用性高く構成されている。
各メッセージに納得感があり、疑問に答える形で文章が並んでおり読みやすい。若手の頃に読んだが管理職になった今読み返しても新たな気付きが多くある書籍で各年代の方が読むべきおすすめです。




