昨年の11月、
友達が、久しぶりにみんなでホテルランチをしようと誘ってくれたのだけど、
みんなの予定が合う日が手術のちょうど1週間前だったので、
私はパスした。
乳がんになったことは、みんなに言ってなかったから、
検診にも行ってほしかったし、いい機会だなって思って、
病気や治療のこと、伝えることにした。
そしたら、その中の1人がくれたメールには、
「ショックです。。。」
とあった。
自分のことで精一杯だったし、怒る気もしなかったけど、
ショックですって...どういう意味?
乳がん=死、だからショック?
メールの文面から微妙なニュアンスはわからない。
悪気は無くても、言葉のセレクトがおかしいでしょ、って思って、
私の方こそショックだった。
あれから9ヶ月、まったく音沙汰もなかった彼女から先日メールがきた。
「なかなか思い切ってメールできなくて。。。」
とあった。 思い切って?
そこから、メールを流し読みしたら、
「思い出作り」
って単語が出てきてびっくりした。
よく読んだら、
「夏は子供達の思い出作りに忙しい」って。
あぁ、びっくりした。 私に思い出作りって言ってるのかと思った。。。
彼女は、友達が乳がんになってさぞショックだったのだろう。
そして、何ヶ月も放っておいたけど気になって、
思い切ってメールしてみたんだろう。
正直な気持ちを活字にしただけなのだろうけど。
悪い風にとらえるのはやめようと思うのも疲れたよ。
メールに返信する気になれない自分がいる。