袖先赤いクットン、見終わりました
脚本・演出・キャスト
と3拍子揃った、ほんと
いいドラマでした!!
♡映像も美しかった♡
"歴史上の人物をモチーフとし
背景や枠組みは忠実に
ストーリーには創作を加えたドラマ"
ということですが
史劇に詳しくない私は
どこからどこまでがフィクションなのか?
よくわからず・・・
ネットでいろいろ調べまくってます
もう、あのイサンまで見たくなってきたw
いいドラマは見終わった後も
メイキング見たりとか、いろいろ忙しいですね
ネタバレ感想は、最後に少しだけ書いています
これからご覧になる方は
※では、ここからはネタバレ感想を~
から下は読まないでね
*★*――――*★* *★*――――*★*
소매 붉은 끝동
袖先赤いクットン
MBC・2021/11/12~1/1・全17話(1話延長)
平均視聴率11% 最高視聴率17.4%(最終回)
★★★★★⇒ドラマ視聴リストへ
監督ーチョン・ジイン【自己発光オフィス】
脚本ーチョン・ヘリ【仮面の王イソン】
どちらも女性と知って、なるほどーと!!
細やかな演出・脚本が光ってましたよね
原作ー同名の大ベストセラー小説
୨୧――――――――――――୨୧
袖の先触れ合う距離、手の届かぬ人
龍袍(王の常服)とクットン(女官の袖先)
対称的な2つの赤い袖先が触れ合い
切ない愛が動きはじめる
第22代王・正祖/イ・サンと
自分が選んだ人生を守ろうとする女官の
宮廷歴史ロマンス
୨୧――――――――――――୨୧
絶対君主である王の寵愛を受けた
ひとりの女官の人生を描く
って紹介文を読んで
あーシンデレラストーリーなのね
と思って見始めましたけど
このドラマは、そんなふんわり
甘ーいお話ではありませんでした
ソン・ドクイム/イ・セヨンは
※粛清により、没落した家の娘で
幼い頃から、宮廷に仕える女官
※不正者・反対者などを厳しく取り締まること
でも、元々は良家の娘なんで
品の良さが際立ってます
そして、賢い!!
(史劇お決まりの)こんな幼い頃から
何度も救う、世子・サンのピンチ!!
たかが女官がーこんな事やあんな事
出来るものなのか??と思いながらも
このサイダー展開に毎回スカっとさせられます
そりゃーそばに置きたくなるよね
って思う納得のヒロインなんです
演じたイセヨンさんも
とっても好感持てる女優さんで
特に、ドクイムは、字が綺麗で
朗読が得意、というキャラ設定ゆえ
本を読むシーンが多いんですが
彼女の落ち着いた声が心地よかった!!
そんなドクイムをひたすら慕う
世子イ・サン/イ・ジュノ
後の22代国王である正祖
気難しさがありながらも
カリスマ性とセクシーな魅力で
“ジュノ流のイ・サン”を見せた
と、記事にありましたが、ほんと!!
彼の演じたイサンはセクシーでしたわ
触れそうで触れない
じれったいシーンの数々を見せられ
これぞ時代劇よね、って思った私
史劇、よく知らんけどww
ドラマは、ふたりの愛を描きつつ
史劇には欠かせない
後継者争いも盛り込まれます
でも、この争いが、爺たち主体ではなく
女官主体だった、ってところも
斬新で面白かったです
女官を率いる宮廷の権力者
提調(チェジュ)尚宮/パク・ジヨン
圧の強い王英祖役のイ・ドックァさんと共に
ドラマを中盤まで引っ張ってた彼女
存在感すごくて、引き込まれました
そして、もうひとりの尚宮
ドクイムの師匠・ソ尚宮/チャン・ヘジン
ほんといい人だったぁ
いつも、ドクイムのそばにいてくれて
ありがとう、ってお礼を言いたい
オ・デファンさんもよかった
サンの護衛武士カン・テホ役は
原作にはなかった人物で
監督さんが、彼をイメージして作った
と記事で読んで納得でした
史劇ではイケメン枠の護衛武士ですけどw
彼以外考えられないくらい
ジュノくんとの並びがしっくりきてましたよね
ドクイムの女官友達
王に仕える女官といえど
自分の意志はあるわけで
そのあたりを丁寧に描いていた
ストーリーも興味深かったです
この栗燒ピクニックにはちょっと驚いたけどw
最後は、顔がめちゃ私好みだった♡
兼司書ホン・ドクロ/カン・フン
いい人なのか?悪い人なのか?
摑みどころのない、この感じがいいのよね~
サンよりドクロが好きだった超超少数派の私です
もうよかった、しか語彙力がない事が
悲しい・・・のでこのあたりで〆ます
+:-:+:-:+:-:+:-:+:-:+:-:+:-:+:-:+
どの曲も素晴らしいOST♪
+:-:+:-:+:-:+:-:+:-:+:-:+:-:+:-:+
ポスターにも書かれていた
このドラマのキャッチコピー
순간은 영원이 되었다
瞬間は永遠になった
最後の最後に活かされたこの言葉
ラストまで完璧なドラマでした
素敵なドラマに出会えて
幸せでした고마워~❤
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では、ここからはネタバレ感想を
*★*――――*★* *★*――――*★*
実在の人物が主役なので、その姿をどこまで描くかで
サッドエンドかハッピーエンドか、決まると思ってましたが
このドラマは最期までしっかり描き切っていました
できたら幸せな時で終わってほしかったけど・・・
もう最終話は悲しすぎでしたよね
でも、夢であっても、死であっても
ドクイムと一緒にいることを選んだイサン
王と王の女ではなく、普通の夫と妻として
やっと結ばれた(と思う)ラストシーンを見て
物語的にはサッドエンドだったけど
ハッピーエンドだった、と思い、とても満足しています
ただ、ドクイムの気持ちの変化はわかりずらかった(;'∀')
理解不足な自分が悲しい~~
どうか来世では私を見ても知らないふり
袖だけ触れて通りすぎてください
来世では自分の望み通りに生きたいのです
王の愛を得た対価として失うものが何か
よーくわかってたドクイムの最期の言葉に泣けたぁ( இωஇ )
女官の時のハツラツとしたドクイムが消えた
終盤は、見てて辛かったです
時代的な限界の中でも最善を尽くして
選択するドクイムの人生を見せたかった
と語っていた監督さん
魅力的ですが、とても考えさせられるヒロイン像でした
ところで、いつか何かしでかすんじゃ?と思ってた兄でしたが
ドラマにはまったく絡まずw・・・結婚して子供↓作ってた
史劇あるあるの、父の復讐に燃えるオラボニ
ではなかったところも、このドラマ新鮮でした