タクが入学して、早いもので5年が過ぎました。
タクの小学校にもPTAはあって、毎年やるかやらないかのアンケートがありました。
でも、学年に100人ぐらい生徒がいることで、
「あわよくば、やらなくてもいいのでは」
と思っていて、毎年「翌年以降を希望」で出していました。
ところが…
来年度のPTAに決定
という通知が来まして…。
「はぁ…」
と思いつつも、切り替えてどの役割をしようかと考えていました。
まず、最初の集まりが1月にあるとのことで、時間割変更などを手配して、何とか半日都合をつけました。
私も中学校教員なので、PTAのことは多少知っています。
私の勤める中学校は、本当に最低限の活動なので、そんな感じをイメージしていました。
でも、小学校のPTAの仕事を見ていて、その仕事の多さに驚きました
驚いた仕事内容
すでに私の学校からは廃止された活動を挙げてみます。
①ベルマーク運動:月1で学校に集まり、2時間半ほど手作業で集計の形
②花壇の水やり:6月頃から10月頃まで、学校のない土日祝とお盆の閉校期間に学校の花壇や中庭の水やりをする。朝昼2回。
③家庭科の手伝い:学校でミシンの授業があるときに、先生の手伝いをする。その期間は週2で午前中いっぱい手伝い。
④図書室の飾りつけ:四季に合わせて年4回変える。図書室2つと相談室の3部屋。
⑤夏の市のイベントの飾り付け:1日のみのイベントのために、巨大な飾りを制作
ここからは、6年の役員のみある仕事↓
⑥卒業式の生徒用胸花の発注と作成
⑦担任への色紙や花束の手配と、学級への配付や取りまとめ
これらはほんの一部の仕事で、まだ私の学校にも残っているPTA新聞や期間限定の見守り活動などもあります。
でも上の①〜⑦の仕事は、既に全てなくなりました。
これらの仕事内容を聞いて、私が感じたことは、
「そこまで学校は本当に求めているのか?」
ということでした。
もし、学校が全てを完全にPに任せているのなら、
「じゃあ、学校Tは何をしているのか。自分たちは働き方改革を推進しているのに、Pの仕事を見直さないなんて、職務怠慢じゃないのか」
と、怒りすらわきました。
1月の集まりにて
こんな私がPTA役員となり、初めての会合がありました。
この会で、所属の部や部長を決めます。
私は悩んだ結果、「環境福祉部」を選びました。
どの部も平日の集まりは必ずあったので、せっかくなら自分の興味のある分野に参加しようと思ったのです。
まずは、部長決め。
立候補はなく、くじ引きした結果、
私、まさかの部長を引き当てました
血の気が引く、ってこのことですね。
で、この日はそれぞれの担当を決め、LINEグループを作りました。
その後6年役員だけで集まり、6年だけの謎の仕事を知りました。
私ね、腹は立ったけど、与えられた場で、ちょこっと次につながる仕事の簡素化ができたらな、と思っていたんです。
でも、部長になったのなら、話が変わります。
部長って、どの仕事も人手が足りなければ手伝わなければならないんだって。
そんなに休めるわけない。
部長になったんなら、私がPTAを変えてやる!
と決心したのです
つづく