子どもに分かりやすいようにと
言葉を選んだり、簡単に話すのに
疲れてしまうことはありませんか?
子どもに合わせて喋る工夫は
必要なことだと思うけれど、
時には、大人の言葉で
喋ってみるのもいいなと
思うことがあります。
面倒だから話すのをやめるより
いいなと思います。
子どもは理解することが目的ではなく
【コミュニケーションが目的】
のこともあるからです。
これは、子どもにも大人にも
いいことがあります。


娘が小さいときに
「お母さんは病院で注射をしたり・・
 チックン(採血)した?」
と聞いてくるので、うんうんと
受け流していたんですが、
「お母さん、朝からお迎えまで
 ずっと注射?それだけ?」
・・なわけない。
でも、仕事を2歳の子に
分かりやすく話すのは、
疲れた身体では頭が回らない。
どんなに丁寧に噛み砕いても
全部は分からない。
時間もかかる。
早く済ませたい。
でも適当なこと言ったらバレて
怒られるので厄介です。
ならば、
「お母さん、今日チックンしてない。
 集中治療室の患者さんは
 1日に何回もチックンしてたら、
 体が穴だらけになる。
 血管に管が入れっぱなしで、
 そこから血をとってる。
 そして、お母さんはそれを機械にかけて
 薬減らした方がいいなとか
 呼吸器の設定を調整した方がいいなって
 お医者さんに電話して相談するんだよ。
 でもお医者さんの電話が、
 そのへんに置きっぱなしになって
 ブンブン鳴ってるから
 お母さんめっちゃ困ってお腹すいた」
こうして喋ると、
娘は「ふーん」と満足気。
夫も帰っておらず、
今日一日の出来事を誰にも
喋っていない私も少しすっきり。
 
小さいから分からないは
こちらの思い込みで、
子どもは大人の話から、
自分の知っている知識と繋ぎ合わせて
「それって、こういうこと?」
「こないだ話してた、あれと同じ?」
て想像していることがあります。
的外れなこともありますが
こんな風に考えたんだな、
ここまで理解してるのだなと
一生懸命考えた姿は愛おしいものです。
絵本や図鑑、you tube、テレビ
色んな情報源があるけれど、
親の日常や経験の話って
とても貴重かもしれません。
 
 
 
 

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