この夏、大人気だった洗濯のおしごと。
この頃の子どもたちが好きな動きや、
泡の感触、水の色の変化、
洗濯槽の栓を抜いて、水が流れ落ちる音
といった魅力が詰まっています。
写真はこの夏、
2歳になったばかりの子です。
モンテッソーリ教育には
「日常生活の練習」といって
実生活に散りばめられている
〝動き〟を取り出し、
子どもサイズの用具を準備して、
体と手をよく動かし、
繰り返しできるようにした
おしごとがあります。
自分の靴下を水に浸す。
小さな洗濯板と手に収まる石鹸で
ゴシゴシゴシ。
汚水を流して、新しい水を注いで、
泡をすすいだら、
よく絞って、広げて
洗濯バサミを使って干す。
「あ、こぼれたから拭こう!」
「もう少しすすいだほうがいいから
水を汲んでこよう。」
「次は何を手にとればいい?」
こうして秩序立てて考えながら
手を動かすことは、
知的分野においても必要なことです。
一度に全部するのは、少し難しいので、
まずは、洗うだけ、干すだけから
始めてみるのも楽しいですよ♪
敏感期に、楽しんで
身につけたことは
その後も苦なく習慣になるので、
「今日靴下汚れてるから
お風呂で洗うわー」
と子ども1人で済ませて
くれるようになるので、
親としても有難いおまけつきです。