日本各地の様々な料理を食べ尽くしたい そんな野望を胸に抱くpompomです!
ネットや書籍を見て 自分で作れるものは作り、難しそうなものはお取り寄せ。
目標は、全国のグルメを現地で食べること
このブログでは、 「日本各地の料理を、ひたすら楽しく、分かりやすく」 をモットーに
知識を共有する広場のような場所を目指しています。
皆様こんにちは
今回は、魚醤について書いていこうと思います!(ちなみにカバー画像はタイの魚醤のナンプラーです)
- 魚醤って何?
- 醤油との違い
- 日本三大魚醤
魚醤って何?
魚を塩に漬け込み、醗酵させた調味料です!
つけ込む期間は1〜3年で(もっと短期熟成の物もあり)、魚の風味が感じられる調味料です。
醤油との違い
醤油は大豆を発酵させて使うので、厳密には魚醤は醤油とは異なります。
しかし、大豆を発酵させて作る醤油か、魚を発酵させて作る魚醤かの違いのため、似ている調味料と見ても良いのではないかと思います。(完全に個人的な意見ですが...)
また、魚醤については魚の風味があるため、魚の種類によって風味に大きな差がある印象です。
日本三大魚醤
さてここで紹介したいのは、
いしる(石川県)
しょっつる(秋田県)
いかなご醤油(香川県)
いしる
石川県能登の伝統的な魚醤です。
イワシやサバなどの魚を内臓ごと塩に漬け込み、その樽の中で醗酵させて作られます。1年から2年の長い期間、職人の手間暇かけて作られるいしるは魚の旨み成分が多く含まれているとのことです。
しょっつる
ハタハタを原材料とした秋田県の伝統的な魚醤です。秋田県では、しょっつる鍋という郷土料理にも使われます。魚の旨みたっぷりで個人的には鍋料理に合いました。
余談ですが、ハタハタは漢字で「鰰」と書きます。魚偏に神と書く魚なんてとてもすごいですね!
ちなみに秋田のご当地グルメについてはこちら↓
お米や日本酒が美味しい秋田のグルメ紹介
いかなご醤油
いかなごを原料とした香川の魚醤で、その歴史は魚醤の中で最も古い日本最古の魚醤ともあります。今では漁獲量の関係で手に入りにくいといういかなご醤油は、私も口にした事はありません。なので味の感想は伝えられません…
最後に今回紹介するのは、秋田のしょっつるです。よかったら是非!