一昨日夜のCPI発表で利下げ期待が遠のいた。早くても今年6月ごろになりそうとの市場予測である。
米国では高金利が続いており、国債の利回りもかなりの高水準で推移している。
そんな特殊な状況であるから、どうしても株価が利下げ・利上げの問題に左右されてしまう。
けれども本来CPIが高い状態は、好調な経済=株価高を意味するのである。
金融政策でCPIは徐々に落ち着いてきているものの、それでも3-4%台で高止まりしており、そこはアメリカ経済の強さを象徴しているものと思われる。
そんな中、急落した日本株は今後どうなるのであろうか。
PER・PBRなどの株価指標上、まだまだ割安感の日本株。
個人的にはまだまだ値が上がるのではないかと考えている。
為替がドル高・円安に傾けば、また海外勢が買いなおしてくるかもしれない。
因みに、今晩は米国「小売売上高」の発表がある。
ここでまたドル円が大きく動くかもしれない。
そうなると、本日の日本株は現状維持といったところになりそうか。
さあどうなる?夕回診であいましょう。