チャートを動かす「原油」② 大国たる所以 2024年2月21日夕回診 | 外科系集中治療医による新NISAの記録

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新NISAとともに成長するpompoko2525の愛と勇気と成長の物語

今日はパッとしない天気だった。
気分も塞いでしまうが、病院にいるとあまり関係ない。
というわけで本日の日本株。
 
 
やや下落。史上最高値は目前なのに...。
米国株に引っ張られたのだろうか。
先週の値動きとはだいぶ違う。やや下降トレンドとなってきているような気がする。
本日の米国株も大幅な上昇は見込めないだろう。買い時といえばそうなのかもしれないが...。
 
 
さて昨晩の続き。「原油」について。
近代社会の主要なエネルギー源であり、かつプラスチックや繊維などの原材料である石油。
もはや今の我々の生活に必須なものといっても過言でないだろう。
これはいわゆるシェール革命によるものであり、アメリカが誇る技術のたまものといえる
 
新技術によって一躍エネルギー生産国となったアメリカ。
この革命によってもたらされたのは、原油だけではない。天然ガス(シェールガス)も増産した。
従来の化石燃料と比してCO2の排出が少ないと言われる天然ガス。それを自国で賄えるようになったのである。
「CO2排出を削減しよう」といった世間の流れがあるが、その根底にはシェールガスを前面に出していきたいアメリカの思惑もある...とまあこの話は今回おいておいて。
 
産油国の上位にはロシア・中国なども連ねる。
資源が豊富であるということは、大国になるための条件である
日本にはこれらがほとんどない。原油のほとんどは中東からの輸入に頼っており中東情勢に伴う原油価格の上下で、ニュースは一喜一憂している。
 
とにかく資源のある国は強い。
同じ島国のイギリスでさえ、上記のランキングには登場している。(いわゆる北海油田というやつである)
日本は現状とにかく資源が乏しい。エネルギーだけではない。食料品についてもである。
 
日本はここ数十年大国としての地位に君臨し続けていたかもしれないが、資源のない国がなぜここまで頑張れたのか。
それについてはよく考えておく必要があると思う。