ある気持ちの良い日…
りん子「ああ…」
私(りん子)は虚無になっていた
子供が生まれて約4か月…
授乳サイクルも整い、育児を楽しむ余裕が少しずつ生まれてきていた
が、
それに伴いムクムクと出てきたこの気持ち…
「復職したくねェ」
妊娠中に同僚からかけられた悲しい言葉の数々。
日付が変わってから帰宅することもしばしばあった生活。
先輩・後輩が心を病んでいった上司の恫喝。
産後のドタバタですっかり忘れていた記憶が
「復職」というワードとともにグオッと蘇った。
「もうあの職場に戻りたくない」
いつの間に心の声が漏れていたのか。
気がつくと夫のぽんさんがそこに立っていた。
ぽんさん「りん子はまだ30代なりたてだし、行けるっしょ!」
りん子「でも私子供いるし!」
りん子「特にスキルないし!今コロナだし!」
ぽんさん「それが?」
ぽんさん「りん子はそういうけど子供がいるって具体的にどう支障があるの?そもそも子供がいるというのは現在子育てに携わっていることを指すのか、出産経験を指すのか、どちらなのかな?もし前者の場合は僕や一時預かりといった環境を整えることで解決可能ではないかな。必ずしも母親でなければならないというわけではないよね。また後者の場合は、そんな基準でメンバーを選定する会社が非合理的だよね。出産経験の有無により仕事の出来高が変わるなんてデータがあるのか(略)」
ぽんさん「つべこべ言わず転活しちゃえ~」
ぽんさん「ダメだったらダメで落とされるだけでしょ」
一理ある。
思えばこのやり取りが転職活動の第一歩だった。








