パリのフォトグラファー、クルゼ紅絹です。

 

先日、パリで友人のプロフィール写真を

撮っていた時の話です。

彼女が希望していた場所からは

エッフェル塔が入らないことが分かり、

急遽、別の場所へ変更することになり

ました。(涙)

 

 

いつもは前もってロケハンするのですが

今回に限って、友人を信じていたのでして

いませんでした。

 

 

「まあ、こういうこともあるよね。」

ということで、、、お天気もよく外に

出れるだけで最高の一日。

 

 

そして、私が提案した場所に着くと

そこからはバッチリとエッフェル塔

が見え、光の角度も最適でした。

(ベストな時間帯も把握で一石二鳥)

 

 

一緒に話ていると色々なアイディアが

湧いてきて、ここだけでなく、もう少し先

のスポットでもできるんじゃない?

 

 

なんて言って、色々歩き周り、その日は

結局ロケハンとアイディアを出し合う

ことがメインになってしまい、撮影は

またの機会に持ち越し。

 

でも私は不思議なことに気が付きました。

 

実際にロケーションを歩いたり、

クライアント本人と話したりすると

イメージがバーっと降りてくる。

 

「なんでだろう?」

 

彼女も同じことを感じていたらしく

「不思議だねー」

と二人で驚きました。

 

オンラインやSNSでメッセージのやり取り

をするよりも、なんていうのかな、

見えない情報が一気にダウンロードされ

てきた感じです。

 

 

きっとこれを読んでいるあなたにも

こんな経験はあるはずです。

オンラインが普通になったからこそ、

あらためて対面の力って強力だった

んだな、と思いませんか?

 

 

パリはお天気が続いていますので

来週あたり、この調子で撮影に臨み

たいと思います。

 

素敵なイメージができそうでワクワク。

 

ではまた!

 

 

 

過去のブログも同時に掲載↓

 

私が家族写真を撮る理由①はここから

https://ameblo.jp/pommedoree/entry-12579495719.html

 

私が家族写真を撮る理由②はここから

https://ameblo.jp/pommedoree/entry-12580282312.html

 

 

今日は、私が家族写真を撮る理由③

をお話したいと思います。

これがあったからすぐに家族写真を

撮る気になったといっても過言では

ありません。

 

それは最高のロケーションがあったから。

実に多くの人に言いたいのは、

「このローケーションがあるのになぜ撮ら

ないの?」

ですね。あなたの家族写真に迫力や

魅力をつけてくれます。

 

 

そういえば、映画の撮影でもロケー

ション選びは重要ですよね。

なんか雰囲気あるよね、この映画。。。

などなど、のちのち思い出されるポイント

になります。

 

 

私が一番初めに家族写真の撮影を

したのは友人のためでした。

2015年の頃です。

同じエリアに住んでいて、お互いの

家の近くにHampstead Heathと呼

ばれる荒野があり、そこでぜひ家族写

真を撮ってほしいと頼まれたからです。

 

 

【荒野=Heath】という言葉からイメージ

するのは、野性的で、野放しにされて

いるような場所ではないでしょうか?

 

 

実をいうと、私もはじめそんなことを

想像したのですが、全然違いました。

都会のオアシスです。

おそらく、大都会ロンドンの中で唯一

田園風景を楽しめる特別な場所。

 

 

 

起伏があり、人の手も加えられて

いないので、いかにも公園という

感じがないのが好き。そして、

ロンドン市内なのですぐに行けて

帰れる、この便利さが人気の理由

ではないかと思います。

 

実際、犬は喜んではしゃぎまわり、

お洒落なゲイカップル(ゲイでなく

ても)は池で水浴びを楽しみ、

凧あげしている子どもたち、

幸せそう。

 

 

昔から文化人が愛した場所として

詩人キーツ、

現代ではエルトン・ジョン(歌手)

ローエン・アトキンソン(俳優、コメディアン)

ジェミー・オリバー(料理家)

など有名人多数が住んでいます。

 

 

話はもどりますが、私は家族写真

を提供するにあたり、Hampstead 

Heathをくまなく歩き、いろいろな

スポットを開拓しました。

光が美しく見える時間帯なども

全部把握。

 

 

皆さん、家族写真に限らず写真を

撮る時にはいろいろな理由から

【この場所】を選ぶとおもいます。

 

例えば、

 

「私たちはこの場所が好き」

「私たちはここに住んだ」

 

というのは、その場所に思い出

や愛着があるからです。

 

私もこのハムステッドヒースが大・

大好きでしたので、

 

「私がおススメのこの場所で撮る家

族写真は誰にも負けないよ!」

くらいの意気込みでやっていました。

 

そのかいあって、フォトジェニックな

お写真を多数提供できました。

なつかしいですねー。

 

 

今はパリに戻ってきて、又本格的に

家族写真のキャンペーンをしようと

思っています。

コロナ危機で、旅行業などは打撃を

受けていますが、それでも何もしない

というのはありえないですので、

私なりに出来る限り考えます。

 

あなたにもいつか、パリで家族写真を

撮ってもらえたらうれしいです。

パリは素晴らしいロケーションが沢山

ありますから選ぶのは大変ですが

その際は、ベストロケーションにお連れ

し、たった2時間の撮影で、映画の

ワンシーンような家族写真をあなたに。

 

 

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