*乳がんの闘病日記の続きです。ちょっと過去のことを思い出して書いています。

4/2/2011~

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術後1週間が経って順調に回復し、4月2日からこのブログを書き初めました。クラッカー**

この頃はソファーなどに体を後ろに倒して座ることが出来ず(痛いし、胸に力を入れられないため)、椅子に背筋を伸ばして座っているのが一番楽でした。椅子

自宅のオフィスの椅子が一番心地がよく、ずっとネットしたり、ブログを書いたりしていました。

でも、同じ姿勢でいるとすぐに胸が硬直するのです。胸全体に鉄板が入っているような感じで本当に心地悪かったです。胸帯を緩めるとよくなるのですが、いちいち胸帯を緩めてまた巻き直すのも(自分で出来ないし)面倒でした。ううっ...

それで10分おきくらいに立って、体を少し動かしたりしていました。あの頃は、ブログの記事を1つ書き上げるのにめちゃくちゃ時間がかかっていました。今も結構時間かかりますが...それは文才がないせいかな...苦笑

ちなみに、温存手術の後はソファーに横たわって携帯をいじったり、本を読んだりするのが一番楽だったのでずいぶん違いました。

この頃から左腕のリハビリのようなことをし始めました。はじめ腕は30度くらいしかあがりませんでした。少しずつ上に上げたり、腕をぐるぐる回したりして日に日にあがるようになりました。ほろり

生活は少しずつ普通に戻って行っていたのですが、何気なく腕に力を入れたときに激痛が走ってびっくりしたりしてました。

例えば...

野菜を切ろうと右手に包丁をもち、左手で野菜を押さえようとすると激痛!痛っ!5

車の運転をしていて、ハンドルを切ろうとして激痛!痛っ!5 なんとか右手でまわしました。

体を倒したり、起こしたりするのがとても大変でした。トイレに行きたくても体が起こせなくて、でもぐっすり寝ている旦那を起こすのは申し訳なくて...ベッドのふちをつかんで激痛に見舞われながら転げ落ちるようにベッドから降りてトイレに行ってました。泣

最初に全摘後の左胸を見るのにはとても勇気がいりました。胸帯を外すときはコンタクトまたは眼鏡をはずして(かなりの近眼なので)ぼやっとしか見えないようにしていました。ちゃんと見ることが出来るようになるまでに1週間以上かかりました。

エキスパンダーが入っているとはいえ、生理食塩水が全く入ってない状態なので胸はぺったんこ。傷も斜めにスパッと長く入ってます。感想は「同時再建は喪失感が少ないとかいってなかったっけ?めっちゃ喪失感あるけど...」

でも不思議と悲しくはありませんでした。自分の体ってどうなってても愛せる物なのか、かなりすんなりと受け入れることが出来ました。にこり

それと結構怖かったのが条件反射!すかさず手を伸ばしてしまって激痛!なんてこともよくありました。冷


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