*乳がんの闘病日記の続きです。ちょっと過去のことを思い出して書いています。

3/24/2011

***

手術の日が近づいていたのに、やや風邪気味でした。手術を翌日に控えた24日に感染症などないか、かかりつけの内科医のJ先生に診てもらうことにしました。

J先生は私の主治医として10年以上のおつきあいです。私より少し年上で明るくてさばさばした感じの女性。とても頼りにしてます。

風邪はたいしたことなさそうなので、翌日の手術も予定通りで大丈夫だと太鼓判をいただきました。

ほっと一安心したところで、先生が「患者さんには誰にも話してないのだけど、私も実は2年前に乳がんになって全摘のしたの」と打ち明けてくれました。そういえば2年前、J先生は半年ほどお休みしていました。私は病欠だとは思っていなかったのでとてもびっくりしました。

J先生は、まず温存手術をして、抗がん剤、その後放射線治療の予定だったそうですが、抗がん剤治療中に、BRCA遺伝子テストを受け、ハイリスクだと分かったために、結局両方全摘したそうです。インプラントで再建し、今はホルモン治療中とのこと。

私はサポートグループなどにも参加してなかったため、乳がんサバイバーの人と全く交流がありませんでした。いろいろ気になっていたことを沢山聞いてもらいました。質問にも丁寧に答えてくれました。

しまいに私は、感極まって泣いてしまいました。

最後に先生は「またいつでも話に来ていいからね」と言ってくださいました。

優しいJ先生に感謝です。ラブラブ




ブログ村に参加しています。よかったら、クリックお願いします。とり

にほんブログ村 病気ブログ 乳がんへ にほんブログ村 海外生活ブログ サンフランシスコ・ベイエリア情報へ