今回もながーくなります。

お時間ある方だけ

読んでもらえると嬉しいです笑い



いよいよ退院の日気づき


40分に1度くらい目が覚めて
なかなか朝にならなかった泣き笑い

朝の5時前にベッドから起き上がる。
もう寝ていられない

外暗いけど
朝だ!退院だ!と
ちょこちょこ動き回るダッシュすることないのに

10時に退院なので
9時半ごろ看護師さんが
退院の説明に来る予定キラキラ

早くから起きて
まず歯磨き&洗顔

充電器や延長コードなど片付け
貴重品Boxの中も空っぽに

レンタルタオル、使い終わったものは
普通引き下げにきてくれるけど
コロナ病棟の為、来てくれない。
山積みになっているの。

シャワー浴もできなかったし、
ほとんど使用せずに山積み。
ガウンとフェイスタオルは結構使った!

通常の病棟だったら
どれくらい使うのかな?
あまり使用しなかったけど、
レンタルにしてよかったです。


山積みをキレイに整理して、
加湿の為に濡らしたタオルをあちこちにかけていたのも片付け。
ものすごい乾燥で、2時間で乾くくらい。

唇の端っこが妖怪人間のベラみたく、
両方裂けてくっついての繰り返しで、
あかーくなってしまったよピリピリ

6時
最後の検温、血圧、酸素濃度、傷チェック

朝食まで2時間もあるし笑い泣き
間がもたん

するつもりなかったお化粧
薄くやってみた、久しぶりだね。
眉まで書いて、あらキリッとしたわねねー
10分もかからず笑

もう1回スーツケースを広げ
なんとなく眺める。
閉める
傷に響いて悶絶する。
なにやってるん、あたし真顔

しまえるものは全部しまって、
8時の朝食
パン2枚、茹で野菜の何か

常食になったのは前日の夜。
それまでずっとお粥だった。

前も書いたけど、
コロナ病棟食器が使い捨て。

この使い捨ての容器が
プラスチック独特の
ニオイがするんだよね無気力
なので、おかずもお粥も
このニオイがついてる。
苦手で苦手で……
入院中の食事、全然食べれなかったガーン





最後くらいちゃんと食べよパン
むむ〜、やっぱりニオイ無理
茹で野菜の何かがプラスチックだし。

ごめんなさい、と袋に入れ
片付けをし、あとは待つばかり。

テレビカードがかなり残ってるので、
ずっとテレビをつけていた。
カードは精算できるけど、
今回のコロナ病棟からの退院は、
支払いなしで帰宅することになっている。

25日まで療養期間
その前に退院する。

コロナの病棟での期間は精算が別。
どうやら国が面倒みてくれるようで、
25日を過ぎないと、
きちんとした金額が計算できないよう。


公費になるらしい下差し




それと、コロナ病棟からの退院は
普通の出口から帰ることができません真顔

外に出る手順がある

病棟の階のエレベーターから
地下1階の搬入口のようなところまで
直接行き、そこに迎えに来てもらう。

迎えの車の車種やナンバーなど、
事前に伝えておいて、
時間になると警備の人が、
その車を搬入口まで誘導し
私がが乗り込む


そこまで移動する間は
誰にも会わないようにする為、
私が病室を出る直前に館内アナウンスがある。

「○階(私がいる病棟の階)と地下1階のエレベーター、従業員は今から使用できません」

このアナウンスが終わったあとに、
私が使用して地下に降りるという徹底ぶり。

なので入院の精算などは
療養明けに電話がかかってくるらしい。

そして車に乗り込んでも
助手席に乗れず、運転席のななめ後ろ。
2人ともマスクをし、
車の窓を全開にして動き出してほしいと。
そうすると、運転手は濃厚接触者にならないらしい。

事前に何度も説明を受けていた。
きちんと予定通りでしか動けない。

だから9時すぎにパートナーにライン。
予定通りに着きそう?と
「もう近くにいるよー」って
まだ30分以上あるけど?!爆笑

9時半になり、看護師さんが退院説明

持ち帰る痛み止めのお薬の説明
刺激物、塩分、アルコール、タバコを避け消化のよいものを取ること
次の診察までシャワー浴
家事など疲れの残らないように徐々に始め、4週間かけてならすこと。
性生活は次回の診察の結果で判断

退院証明書や次回診察の予約票をもらい
説明終了



バンド2つ
ピンクの方は金属アレルギーですよのバンド
もう1つは通常のバンド

パチンパチンと切って開放された

迎えの車を誘導し、アナウンスが終わったらまた迎えにきますね!
と出ていかれた。




ついに終わったかぁ



帰れるんだ




と思いにふけっていると



ナースコールのとこから声が!
「○○さーん、○○さーん」と
私を呼ぶ声が!

はい、はい?

「主治医の○○です
 退院おめでとうございます
 色々ハプニングがありましたが、
 本当にお疲れさまでした
 次の診察、お待ちしてますので」

主治医、
最後の挨拶してくれる泣くうさぎ

あーん、もう、泣かすなよ。
ナースコール越しだけど、
わざわざ、
ひとこと言うために時間を使ってくれて
その気持ちが嬉しかったえーん
本当にありがとうございました。
とペコペコしながらお礼を言った。


ナースコールを切ると同時に
看護師さんが迎えにきた!



「準備できましたよ、さぁ行きましょう」



病室のドアが開いた瞬間、
フワァと風が顔にあたる。

風、久しぶり
めちゃくちゃ気持ちいい

外の空間が最高

まだ廊下なのに、空気が違うのよ
流れている空気が久々すぎて
感動しまくり


手順通りエレベーターに乗り地下に行く

誘導されてバックしてるパートナーの車

看護師さん、警備員の方にお礼を言い
車に乗り込む



パートナーが「おかえり」と言う



私、くい気味に
「ただいまっ」と大きな声



そして、
「あったかいコーヒー飲みたい」

術後という武器を生かして
わがまますぐ言う

パートナー「だろうね」と苦笑い




「ジャンキーなものも食べたいぶー
続々とわがまま言う

パートナー「はいはい」





平和だ、、

日常が戻ってきた

普通の毎日という日常が
こんなにも輝いていることを
体感する

この気持ちを忘れてはいけない


車の窓から風を浴び
外の景色を眺めながら
ありがたみを深く深く心に刻んだ