10/20は結婚式。
これも妻の日頃の行いの良さなのか。
僕は自分の胸に手を当てて、妻への感謝の気持ちを再確認した。
そして式が始まる少し前、ドレス姿の妻とファースミートを行なった。
妻のドレスは完全シークレットだった為(僕のタキシードは妻チョイス。安心)ドレスを着た妻を見た瞬間、僕の辞書はこの言葉だけになってしまった。
「美しい」
青い空と海に映える妻のドレス姿に、これ以上言葉はいらないだろう。
たっぷりと妻に見惚れていると、何と妻は、僕に手紙を用意してくれていた。
式場へ向かう道中、「今日の結婚式は絶対泣かない。この感じならいけそう」と大口を叩いてた僕。
その誓いは、結婚式が始まる前にあっさりと反故されてしまった。
一度崩壊した涙腺は、もう戻らない。
お父さんとチャペルを歩く妻。
お母さんにベールダウンをしてもらう妻。
誓いの言葉を述べる妻。
その都度、涙を流す僕。
いまだかつて、これほどまでに雑魚い新郎がいただろうか。
しかしそうも言ってられない。
「妻飯」公表の時は刻一刻と近づいている。
乾杯のご発声。
友人のスピーチ。
野次。
どれも完璧な仕上がりにより、温まる式場。
お色直しを終え、とうとう余興の時間が訪れた。
司会の方の流れるような進行により、今回作成したDVDが大画面に表示された。
状況が全く掴めずに慌てる妻を見て、僕の鼓動は高まっていく。
これまでの積み重ねが今、公表される。
成功しました。
これも全て、温かく見守ってくださったご列席者の皆様、アマンダンブルー鎌倉のスタッフの皆様、「妻飯」をご覧になってくださっている皆様。
そして、妻のおかげです。
妻への感謝の気持ちを表す為に始めた「妻飯」
それが結果として、妻だけでなく、たくさんの人へ感謝の気持ちを抱くことができました。
「妻飯」を始めて良かった。
結婚式をして良かった。
妻と結婚して良かった。
これにて僕の「妻飯」は、無事完結することが出来たのであった。
と言いたいところですが、全てを知った妻は「これからはもっと、より力をいれて、綺麗で美味しいお弁当を作るね」と言ってくれているので、明日からはまた、パワーアップした「妻飯」を再開させて頂きます。
これからも、よろしくお願いします。
・まとめの一言
結婚式するなら、アマンダンブルー鎌倉へ。