5/9(木)お昼ご飯 | 妻飯

妻飯

妻が作ってくれるご飯、お弁当。 いつもありがとう。 〜10/19まで妻には内緒。10/20の結婚式で妻に公表。これからもよろしくね。

今日のお昼ご飯は親子丼。


今日の朝、ふと、こんなことが気になった。

「人生で、一番多い顔ってなんだろう?」

笑顔、寝顔、真顔、怒顔(造語)……。
色んな表情があるが、長い人生で、どの顔をしている時間が一番長いのだろう。

1日24時間。
睡眠時間が7時間だとすると、寝顔が一番長いか?
いや、仕事中は真面目な顔をせざるを得ないから、やっぱり真顔か?

一人で悩んでいてもしょうがないので、妻に聞いてみた。

「人生で、一番多い顔ってなんだと思う?」

「どういうこと?」

ですよね。

かくかくしかじか。

僕のどうでもいい質問を理解した妻が長考する。

そして、にんまりとした表情を浮かべ、僕を見る。

「私は仕事柄、笑っていることが多いから、笑顔だと思う」

眩しいほどの妻の笑顔を見て、僕は思う。

これからの人生、僕の目が一番多く見る光景は「妻の笑顔」であってほしいと。

妻の笑顔のおかげか、仕事が捗る。
あっという間にお昼の時間だ。

にんまりとした表情を浮かべ、わっぱ弁当の蓋を開ける。


「親子丼だ」

嬉しさのあまり、そう呟く。
誰にも聞こえない声で。

「親子丼 嬉しい」

脳内Twitterがそう呟く。
共感の声が多数ヒットする。

脳がバズる最中、僕は親子丼を口に運ぶ。

美味しい……。

和の味が染みた鶏むねは、いつものように柔らかく、噛めば噛むほどに幸せを感じる。
「和の鉄人」道場六三郎先生も納得してくれるはずだ。

程よく煮込まれた玉ねぎも、なくてはならない存在。
鶏肉、玉ねぎ、そして卵をご飯と一緒にかき込む。

これぞ至福。

ご飯にもタレが行き渡っていて、いくらでも食べられるような感覚に陥ってしまう。

そして妻の得意料理、ナスの煮びたし。
これもお義母さんから伝承された一品とのこと。
ということは、ハイクオリティ間違いなし。

食べても思う。間違いなし。

これからの人生、僕の舌が一番思う言葉はこれだろう。

「美味しい」

妻に感謝し、完食。ごちそうさまでした。



・まとめの一言
美味しかった。