3月30日のお昼ご飯はスパム握り。
(形崩れてしまってごめんよ)
一泊二日の出張で、土曜日の朝早くに起床した妻と僕。
もちろん出張は僕だけ。
しかし、出張の日の早い朝も、妻は一緒に起きて朝ご飯とお昼ご飯を用意してくれる。
世界各国のありがとうを集めても足りないくらい、感謝の気持ちを抱いてる。
こんなに出来た妻が、僕みたいなボケナス太郎のそばにいてくれるなんて、世界各国の幸せを集めても足りないくらい、幸せ者だと感じる。
スパム握りと妻の愛情を持って家を発つ。
歩いていても、電車に乗っていても、交差点でも、夢の中でも、ずっとスパム握りのことを考えていた。
なにせ僕はスパム握り未経験だ。
どんな味かな?
美味しいのかな?
そもそもスパム握りってなんだ?
wikiる。
「日本の伝統的な料理であるおにぎり・海苔巻きとアメリカ軍糧食として太平洋の島々に普及した「スパム」を基に作られた、ハワイ州で一般的に食される軽食、おやつである。」
へー。
現地で一通り仕事を終え、待望のスパム握りタイム。
腹ペコの体に握り飯。
ただでさえワクワクする状況に加え、今日はスパムが仲間入り。
トムソーヤーくらい好奇心旺盛な僕からしたら、これ以上ないアドベンチャー。
胸をときめかせ、スパム握りを頬張る。
美味しい。
うまい。
うめえ。
なんだこのうめえ握り飯は。
タイムスリップしてきた侍がてりたまバーガーを食べたらこんな感じなのだろう。
食べれば食べるほどに、周りの目や品など忘れてしまう。
無我夢中でスパム握りにがっつく。
そんな僕を見て誰しもが言うセリフ第1位は……
「スパム握りは逃げないからゆっくり食べなさい」
僅差の第2位は「誰も盗らないからゆっくり食べなさい」
マヨネーズ?あとなんだ?分からない。分からないけどとりあえずうめえ。うめえ。うめえ。
あまりのがっつき具合に僕の脳内が追いつかない。
もう考えるのはやめだ。
妻が作ったスパム握りが美味しい。
この事実だけを噛み締め、しっかり味わおう。
うめえ。
しかし、昨晩のご家庭でアジアン(https://ameblo.jp/pomeranian0501/entry-12450693379.html)といい、お昼ご飯にスパム握りといい、中庸な僕には到底思いつかない発想だ。
スパム握りがアドベンチャーだったんじゃない。
妻こそが最大のアドベンチャーだったんだ。
それを聞いた人が言うセリフ第1位は…
「へー」
妻に感謝し、完食。ごちそうさまでした。
•まとめの一言
美味しかった。