ポメ川淳二のうきうき恐怖体験「缶コーヒー」 | となりのポメ村3Z

となりのポメ村3Z

となりの佐藤3Z


夜風も涼しくなってきた、そんなある日の出来事です


この日はなぜだかわからないのですがみょ~に特濃コーンポタージュが飲みたくなりましてね


ふらっ~と


近場の自動販売機まで買いに出てみたところ


そういう日に限って目当ての飲み物は売り切れだったりするものなんですがね



とはいえ


折角飲み物を買いに外に出たわけですから何も買わずに戻るのも、なん~だか気がのらない


そう感じた私は近くにあるまた別の、自動販売機に飲み物を探しに歩き始めましてね


タッ  トッ  タッ


1分程歩いたでしょうか


ふと、左側の明かりに目をやってみたところ


目についた無糖コーヒーがなん~だか気になったものですから


「よし。今日はこれにしようかなあ」と思い


お金を入れ


ボタンを押す


「ガタッ」


ん?


おかしい


確かにコーヒーを買い、缶が落ちる音もしたはずなのに取り出し口に手を入れても何も見あたらない


「おかしいなあ、確かに音はしたんだけどな~」


そう思いながらも買ったはずのコーヒーを探してみたのですが


やっぱり何処にも見当たらない


ないものは仕方がありませんから


もう一度


今度は違う微糖コーヒーを選び、またお金を入れ、ポタンを押す


「ガタッ」


音がしたはずなのに取り出し口には何もない


そのときふっっと気がつきました


あぁそうか


そうですよ


そうなんです、そうなんですよ


実はこれは自動販売機じゃなかったんですよ


自動販売機じゃなかった


自動ぼったくり機だったんですよ




そんな体験、させてもらいましたよ