悲しいニュースに衝撃をうけました。



今連載中のマンガの中で、一番好きで続きを楽しみにしてたマンガ。

友達に最近のオススメは?と聞かれると必ずこれを貸してて、貸した友達は必ず「面白すぎて自分で続き買っちゃった!」と言うほど、三十路に刺さる素敵な内容でした。


ニュース速報を知ったのもマンガを貸した友人からの連絡。悲しみすぎて昨夜からずっと感想を送り合ってます。

もう続きを読めないのが残念でなりません。


今更だけど、ドラマ化しなかったら、脚本家やプロデューサーが違う人だったら、今後も続きを読めていたのかな、と思わずにいられない。



芦原先生との出会いは高校のときに読んだ砂時計でした。



1話から小学生の主人公を遺してシングルマザーの母親が自死、という少女マンガにしては衝撃的な始まり。

主人公本人も婚約破棄の末に自殺未遂という重い展開で、それを支える周りの人たちのセリフが素晴らしく、いろいろ悩みがちだった思春期を支えてくれた作品でした。

高校時代はベツコミ全盛期で、これと僕等がいたが大ブーム。クラス中で回し読みしてました。


主人公の母親の描写からも、作者さんが真面目で繊細な方なんだろうな、と思っていたけど、まさかこんな結末になるなんて。

他の漫画家さんからのコメントも「優しくて穏やかな方だった」という声ばかり。残念だけど今の世間では、人を思いやる優しい人ほど生きにくくなってしまうのかもしれない。


ただのマンガ好きな一読者ですが、リアルタイムで読んでる作品がこんなことになってしまうのは初めてで、本当に悲しくショックを受けてます。


どうかこれを機に、原作マンガを大切にした映像化がもっと増えますように。



もしご興味ある方がいたら、他作品も素晴らしいのでぜひ読んでみてください。



心からご冥福をお祈りいたします。