東京入試から早3週間。

昨日のことのようでもうずいぶん前のことにように思います。

 

サピックスの集合日が先日ありましたが、それまでに急いでスマホを買い与えておいたので、心配していた塾友と連絡先交換も無事出来ました。

 

SAPIX〇〇校なんてLineグループも出来ていたり、今の子は流石ですね。

進学先がすごい子も多いので将来が楽しみ!

 

塾友で一番の親友の子が(最難関の)第一志望校に合格していて、自分のことの様に喜んで、〇〇ちゃんはほんとすごい!と言ってました。

 

クラスは同じになる事が多く、成績は同じくらいのはずなので、親としては少しモヤモヤしますが、娘は妬んだり、羨ましがっだりする事なく純粋に褒め称えているので、その点は感心します。

 

簡単に中学受験を振り返り。

 

この3年間何度も娘は中学受験には向いていないと思ったし、何度も受験を辞めるかという家族会議をしました。

辞めてしまえとも直接本人にも言ったのも一度や二度ではないです。

 

終了した今でも中学受験に向いていたとは思っていません。

ただ向いている子なんて少数で、どの偏差値帯にも悩みや苦労があると言うのはこの3年間ブログを続けてきて気付いた点です。

 

とはいえ、ブログでも何度も書いてきましたが、とにかく精神年齢が低くて、幼い娘。

早熟勝負の側面も強い中学受験で勉強面というより、精神面で戦うのは難しかった。

 

日能研の入塾テストから物で釣り、NNオープンを受けさせるのも物で釣り、6年夏の天王山からたまったら漫画やぬいぐるみと交換できるスタンプ制度を導入して物で釣る勉強。

 

なかなか受験が自分ごとにならず、最後までスイッチなんて入りませんでした。

 

2月1日だったか2日の入試前日にちょうどスタンプ貯まったから(電子)漫画と交換して欲しいと言われた日には絶句しましたガーン

 

熱望校もなく、11月からのSSクラス変更も特に気にする事なく親の言う通りに受け入れて、学校に対してのこだわりは最後まで変わらず。

 

それでも1月から家庭学習の課題はこちらで指示するけど、答えの確認や解説は自分でみて自己完結させる様にして、少しだけ自立。

 

迎えた受験期。

 

幼いと言うより性格的な事もあるのかもしれませんが、合格も不合格も泣いたり、怒ったり、飛び跳ねたりと言った事もなく、淡々としてましたので、我が家は合否の時のドラマがほぼありませんでした。

学校へのこだわりも強くなく、チャレンジも少なかったので、結果として合格も早めに頂けたというのもあります。

 

唯一、印象に残ったのは2月の某校の不合格の時のことです。

試験の日はお気に入りのぬいぐるみを並べて、

 

ニコニコ『ココちゃん、頑張ってね。パワー送っておくよ』

 

と妻がぬいぐるみの声マネをしてたので、不合格の時に

 

ショボーン『ごめんね。僕たちのパワーが足りなかったみたい』と言うと、

 

真顔『ううん、私の力が足りなかっただけだよ』と一言。

 

不合格に対しての言及はこれだけでしたが、この一言で、私はすっと気持ちが軽くなりました。ああ、自分で納得してるんだな。

 

何かにつけて、

「だって」、「でも」、「パパが言うから」、「ママのせいで」、、、

 

と他責、言い訳することが多かったので、何も言い訳をすることもなく、受け入れてた姿を見て、全て結果論ですが、我が家の受験は成功したと思う事が出来ました。

 

2023、2024年組のブログをみて、先輩のように誰かの参考になればと思い始めましたが、だんだんと余裕がなくなり、何の参考にもならない駄ブログになってしまいました。

 

唯一、少しでも参考になるとしたら4年生で日能研に入塾し、6年生からサピックスに転塾したこと。

 

塾の特徴や各塾でのブログや記事はたくさんあるかと思いますが、転塾されたブログは少ないかと思います。

 

日能研4年、5年の公開模試偏差値は公開してますが、4科目60〜65くらいで平均62程度。

6年生も3回受けますが、それほど変わりません。

4月に日能研最後の公開模試は65でしたが、同月のサピックスオープンは48。

進度と深度の違いと思ってましたが、その後もサピではずっと50前後。

後期SOの待ち偏差値も50ジャストでした。

いわゆるサピのボリュゾです。アルファブロックに上がる事もありましたが、基本的アルファベットブロックで1年弱過ごしました。

 

成績が下がったかと思った時もありましたが、結果的には立ち位置は変わらずだったと思います。

 

わかってはいましたが、日能研の偏差値60前半はサピで50前後くらい。

一科目で少しやらかすと偏差値30台も取ったし、なかなか苦戦しました。

サピしか知らなければ自信喪失ものですが、サピだからと自分を納得させる日々でした。

 

それでも拘束時間が長い日能研に比べてサピは効率的に思えたので、もう一度やるなら最初からサピ一択ですね。

とは言え偏差値30台や40台で続けられたかわからないので、結果的には日能研→サピで良かったのでしょう。

 

娘の中学受験の開始とともに始めたこのブログの更新も中学受験が終わった今、役割を終えた事もあり、終了しようと思います。

 

パパ塾も2月4日に今日が最後と伝えて以降、もう何も教えてないし、放置してます。

 

こらからは物で釣る勉強は終わりだし、親にやらされる勉強も終了。

サピの先生からは「最初の中間テストまでは手綱を緩めないように」と念を押されましたけどね。

 

大学受験まで6年あるし、必要だと思ったら自分だ気付いて勉強して欲しい。

別に勉強じゃなくて夢中になれる物に全力で取り組んでくれたらそれはそれでいい。

 

やっぱり向いてない中、我慢させて受験勉強させたからなのか、いまはもう勉強は強要させたくない気持ちです。

もちろん教えてくれと言われれば教えますけど。

 

娘に中学受験は楽しかったかと聞くと、

 

『あのね、楽しいわけないでしょ。でも人生には受験しなきゃならない時があるの。その中でも中学受験はとりわけコスパがいいの』

と言われてしまいました。

 

どこで誰に言われたのかわからないけど、これはこれで中学受験を通して成長を感じさせる一言でした。

 

約3年にわたり、お付き合いいただきまして本当にありがとうございましたうさぎ