
2008 7/12東欧旅行記初日ヘルシンキ→ワルシャワ
~出発前→ワルシャワ到着~
●旅の目的
フランス,イタリア,ドイツと続いたフィンエアーおまけ航空券の旅もいよいよ今回で最後
(北欧諸国やイギリスへの旅は、おまけではなく自費で行ってます)
今回の目的地は、東欧のポーランド、リトアニア、ラトビア
政治学専門の私にとって、ヨーロッパは古代以来の様々な政治制度のルーツ
ですが、同時にその近代史にも非常に興味があります。
なので、前回のドイツの旅がミュンヘンから始まったのにも意味がありました。
前回の旅行記にも記したように、ミュンヘンはナチス発祥の地
郊外のダッハウ収用所は強制収用所の原型でした。
ドイツではミュンヘンの次にベルリンで更なる強制収用所ザクセンハウゼンも訪問
その他のジェノサイドに関する様々な展示を見ました。
ただ、ミュンヘン→ベルリンと行ってしまうと、時代が少し飛びすぎます。
ゲシュタポ跡地やブランデンブルグ門など、WWⅡ遺構の次に一挙に冷戦期を超えます
いきなり、ナチス崩壊→東西分裂→東西統一へと目まぐるしく時代が変化しますから。
今回の旅では歴史の流れを戻し、再び第二次大戦中の遺構を見たいと思います
ナチスの狂気とそれに少しでも抗うにに貢献した日本人の偉業(母校の先輩)に触れ、
それを解放したソ連が一転して何をしたのかを見てきたいと思います。
学生時代、731部隊の遺構を見ましたが、比較の意味でも肌で感じたいと思います。
また、時はちょうど北京オリンピック。
中共政府は、それらと同様のことをチベットで繰り返してきました
同時に南京大虐殺をナチスのジェノサイドと同様に位置づけようと印象操作してます
規模や内容のねつ造と、その国際宣伝をしきりに行っています
その意味でも、今回の旅は非常にタイムリーな時期だと思います。
●出発前の手配
相変わらず仕事の関係で日程確定が難しく、旅の手配は少し難航しました。
おまけ航空券は日本出発前に手配しないとなので、旅程はその時点で決定です。
ただ、仕事の関係でそれがひっくり返されると他の手配が全て水泡に帰すため、
可能な限り直前まで他の手配は待ちたいですし。
特に東欧諸国の中にはHPに英語が無いところ、HPが不備で連絡が取れないところ、
ネット決済不可の所もあり、多少現地で手配しないといけないものも残りました。
(時間が有り余り、現地で自由に旅程を組みかえられた学生時代の旅が懐かしい)
また、今回はガイドブックをケチりました(汗)。
行き先が三ヶ国なのでガイドブックを複数買わなくてはなのが第一点。
以前Amazonで間違ってこの地区のスペイン語版ガイドブックを購入しました
それは読めないので、更にもう一冊買うのも悔しいのが第二の理由です。
ネット時代になって、ネットでの情報収集がかなり便利になりました
でもガイドブックは、基本事項をまとめた教科書に相当するので必要ですね。
無いと余計に時間がかかりますので、色々と不便です…。
またガイドブックは旅から帰ったあとの思い出にもなりますし
次回からはケチらずに、ガイドブックを買おうと思いました
(帰国後は、そうは海外には行けなくなりますが)

●ポーランド概要(Wikipediaより)
【歴史】10世紀頃成立。14-17世紀には大国となる
しかしドイツやオーストリア・ハンガリー、ロシアなどに囲まれ
18世紀には三回にわたって国が消滅
1918年 第一次世界大戦後に再独立
1939年の第二次世界大戦では一ヶ月でドイツ占領、その後ソ連占領
1952年に人民共和国として再独立
1989年に東側崩壊をうけて民主化し、共和国に。
【首都】ワルシャワ(1600万人)
【人口、宗教】3800万人 97%ポーランド人
95%がカソリック(75%が敬虔な信者)人口50%以上が35歳以下
【面積】31万km2(日本の84%)
【一人あたりのGDP】11000$(IMF)リトアニア、ラトビアとほぼ同じ
参考 日本 34000$、ロシア9000$、ハンガリー13700$
【通貨】ズオティ1PLN≒50円 近年上昇が激しく、ここ4年で2倍に
【言語】スラブ系ポーランド語 40代以上はロシア語、若い世代は英語を話す
【政体】共和制 大統領制(任期5年) しかし象徴的存在で実権は首相に
議会は二院制 下院定数460比例代表、上院100中選挙区
【地方行政】1999年に県を49→16に。その下に郡が373、コミューンが2489
【国土】殆どが平野で、平均高度170m
【教育】大学進学率がヨーロッパ有数で、非常に教育水準が高い
【経済】最近までは、中国のように安い人件費を使っての生産拠点として発展
最近は高い教育水準を背景に、R&Dに移行中。
【歴史上の有名人】コペルニクス、ショパン、キューリ夫妻、コルベ神父
ザメンホフ(エスペラント創始者)、ワレサ議長
ヨハネパウロ二世(264代ローマ教皇)ピウツスキ(軍人/政治家)
●2008 7/12 ヘルシンキ出発
日本から戻った二日後にアイスランド→その六日後にサヴォンリンナ
その三日後にハーメンリンナ日帰り、そしてその翌日には東欧に出発
7月は超ハードスケジュールでした
と言っても、全て「遊び」なので仕方ないです
8月からは仕事が多忙を極めますから、7月にしか旅ができず、まとめてあります
本当は、もっとインターバルを取ってじっくり下調べしたいのですけどね。
最近は朝の四時くらいまで寝付けないのですが、出発前夜もそうでした
仕方なくハーメンリンナの日記アップなどをしてると、4時になってしまいました
フライトが8:20なので、7:20には空港につかなくてはです
自宅出発は6時過ぎを予定してましたから、殆ど寝れません…
結局1時間だけ寝て、5時に無理して起きて出発準備
6時には家を出発の強行スケジュール

始発の6:15のトラムで中央駅へ向かい、いつもの615系統バスでヴァンタ空港へ
土曜だけあって早朝から空港は混雑でしたが、スムーズにことは進みました。
ポーランドはシェンゲン圏内なので出国検査も無し。
出発50分前には全ての準備できたので、残りはベンチでまどろんでました。
(ザワザワした明るいところでは、寝れません・・・)

今回、行きはワルシャワまでフィンエアーで行きます。
土曜なのに空席も結構ありました。不人気路線なんですかね?
それともビジネス客メインだから土日は逆に空いてるのかも。
機内は、国際線ですが欧州圏内便なのでパーソナルモニターは無し。
でも座席配置が2-2なのは楽でいいです。

機内食はフィンエアー国内線と同じ味気無いサンドイッチのパック
飲み物サービスも、コーヒ-と紅茶だけでした。

ワルシャワまでは一時間四十分のフライトで到着、すぐなので機内でもあまり寝れませんでした。
時差が一時間あるので、9時にはワルシャワ到着です。
飛行機の窓から見るワルシャワの街は、非常に大きかったです。

●ワルシャワ到着
今回はガイドブックが無いので、空港到着後にインフォメーション探し
現地地図を仕入れたり街へのバスの切符の買い方を聞いたりしました
メールでホテルにアクセスは聞いてたんですが、やはりガイドブックなしだと不便
(時間が限られてる場合は無理ですね💦)
空港で通貨をポーランドズオティに買えましたが、レートが上がってるのにびっくり。
10年くらい前までは30円チョイだったのが、今は倍の約60円になってました。
街中の両替商ではもう少し率が良い(1ZL約55円)ですが、リスクもありますからね。
特に見たことのない通貨の場合は
ネットで見たレートでも40数円でしたが、現地では交換レートが悪いのでしょうか
あるいは直近に高騰したのか…
ポーランド経済はじめ、バルチック諸国は中国のように近年経済が急成長
フィンランドの好調な経済の下請けとして、製造業が盛んです
その影響で、東欧=激安のイメージはもう通用しません(泣)
バルチック諸国で無いルーマニアなどは、取り残されて未だに安いかもしれませんが。
ただポーランドなどのバルチック諸国も、バブル崩壊の危険性が懸念されてます。
ポーランドの空港は率が悪く、空港内でカードでバスチケットだけ買って市内両替が賢明
為替でちょっとびっくりしてから、バスの切符を購入
インフォメーションのお姉ちゃんは、体はごっつくないのにごっつい話し方をして驚き
一日券を強く勧めるので、一日券にしました
さっきの為替レートの高騰が念頭にあって節約しようとしてたんですが…
事前調査ではホテルから目的地は15-20分程度の徒歩圏内でした
なのでバスは空港からの一回だけにして、後は歩こうと思ってたんですが💦
しかしポーランドは欧州の交通システムと違って、乗り換えると別にチケットが必要なそうです
なので諦めて一日券にしました。
値段を聞くと一回券が2.8Z、一日券が9Zなので4回乗らないともとは取れません。
ただ先に書いたように、乗り換え毎に要チケットなのですぐに元を超えそうです
しかしここで日本円に換算してみて、一安心しました。
どうもユーロで換算する癖がついてるので2.8って凄く高く感じてたんですが、
一日券でも日本円で一枚540円ですからそう気にする必要もないですね。

空港出口を出て道路を渡り、右手に行くと街に行く175系統バス乗り場
バスやトラムでは、車中で券を機械でパンチします。
ワルシャワの街は公園が多く、緑豊かで綺麗でした。
30分位で急に街が開けてきて、ワルシャワ中央駅でトラムに乗り換えます。
インフォでは、北に行く全てのトラムに乗って大丈夫とのことでした。
なので来たトラムに乗ったのですが、これは東に行くトラムでした…。
北に行くトラムは、少し戻ったところから乗るようです。
ここはトラムの駅にも路線図もないので不便ですね。
恐らくまだ旅行者の誘致に配慮してないんでしょう、掲示は皆ポーランド語ですし
余談ですが、ポーランド語には発音できないアルファベットが多いです
キリル文字やギリシャ文字とは違うしアクサンやウムラウトともまた別なアルファベット
アイスランドにもスウェーデンにもこういう文字がありますが、欧州は広く多様ですね。

トラムの地図はインフォにも無く、停留所にも殆ど地図が無かったです
なので、その後も乗り換えにはかなり苦労しました
結局、何とか折り返して再び中央駅に戻りました💦
中央駅の西側から北に行くトラムに乗り換えて、目的地のホテルへ到着できました
この時点でトラムとバスに四回乗ったので一日券のもとはとってしまいました
●ワルシャワでのホテル ウェスティン ワルシャワ
ワルシャワでの宿は、シェラトングループのウェスティンです。
日本ではシェラトンやウェスティン、ヒルトンなんて高くて泊まらないです
(東横インが安くて最高!)
欧州の普通のホテルはそこそこ高いのに古くて汚かったりします(歴史があるとも…)
なので、チェーン系のホテルをよく使います
日本以外だと大体が部屋単位の料金ですから、二人だと割安ですしね。
ここは大きな吹き抜けと展望エレベーターのある、超豪華なホテルです
もう一つマリオットとも悩みました
ウェスティンは中央駅からも旧市街へも歩けるというのでこっちにしました
ただ、歩くと20分づつくらいかかります💦
中央駅などには、マリオットの方が便利ですね。

11時位にホテル到着、幸い部屋が準備できてたのですぐに入れてラッキー
ヘルシンキを朝早く出発して疲れてたので、ここで一時間くらいのんびり

部屋は、少し広めのダブルでした。落ち着いていい感じです。
ネットが無料なのか、部屋にLANケーブルがあるのですが、
私のPCは有線LANがおかしくて機能しないので残念です…。


バスルームはユニットバスですが、シャワーブースがあるのでびしょ濡れにはならず快適
バスタブも、浸かるのにだけ使えるので良いですね
旅に出るとバスタブに入れるので、連れが喜んでくれます。

部屋は七階で、部屋からの眺めはこんな感じでした
休んだ後、早速コンシェルジュで色々情報を入手
早速ワルシャワの街へGOです。
●ワルシャワ旧市街
ホテルから歩いて20分位で、旧市街に到着です。
旧市街にはトラムやバスが入れないので、歩いて行くのが良いとのホテルのお薦め
途中、公園や綺麗な建物があって、天気もいいので散歩にはもってこいです。

この建物は国旗が出てるので国の施設何でしょうが、何か分かりませんでした。
ここはユネスコの世界遺産ですが、二次大戦で破壊されたので再建
なのでタリンなどの本物とは違います。

今でも、壁や門など少しずつ再建されてます。

欧州の街にもれず、中心部には広場があります
広場の中心部には、ワルシャワのシンボルマークにもなってる「ワルシャワの人魚」の像

その傍には旧市街を回る馬車がお客さんを待ってました。
フィンランドにもあるカラフルな飴を売ってました。

反対側の旧市街への門、今は内部をアート展示等に使ってるとか。
城壁に囲まれたこの旧市街は非常に狭いので、歩いてもすぐ回れます。

ここの名物なのか、食べてる人の多いアイスクリームと
ソフトクリームの中間みたいなのを買ってみました(5:約300円)


欧州の人は、本当にこういう旧市街が好きですね。
私はもう食傷気味ですが。
(続く)