入院1日目(2017年1月24日)
部屋に入るなりくたばった私。
主人”やっぱり帰る?こんなところに一人でいられないやろ?
我慢しなくていいんやから・・・帰ろう”と。
私 ”外が見えたら我慢できるんやけどー。何も見えんし。きついゎー”
主人 ”誰だってこんな所無理やゎ!俺でも無理!”
私 息絶え絶えに・・”いや!いいわ!頑張ってみる!”
主人 ”ダメやと思ったらすぐ先生に言うんやで”
私 ”。。。。”無言で手を挙げる。
そんなやり取りの中、主人は悲壮な顔をして帰って行きました。
一人になりたいと何度思ったことか・・・。
思ってた一人とは違う一人。
でも元気になるのならどんなことでも頑張って乗り越えようと思った。
きっとぺこが私にくれた時間。
”ゆっくり休んで。。もう僕のお世話しなくていいんだから・・”って。
頑張り!僕も一緒にいるから・・・
入り口のドアの小さなガラス窓からは、廊下を歩いてる患者さんが横目で見ながら通っていく。
ハンドタオル1枚握りしめ、歯ブラシ1本、ゴミ箱はチラシで作ったもの。ティッシュじゃなくて落とし紙(今時)
それだけ・・・・。 もう何もいらないや!無人島生活の始まりと思えば・・ねっ!