――図書館

「ん~、どこかなぁ」

「お、カナンじゃん。 何か本さがしてるの?」

「ああ、アル。 桜庭一樹の本を探してるの。 友達に薦められて」

「桜庭一樹の本なら、これ読んでみろよ」

「ゴシック?」

「富士見ミステリー文庫から刊行された、桜庭一樹の代表作だよ」

「あれ、でも出版は角川文庫になってるよ?」

「富士見ミステリー文庫が2009年に事実上の廃刊となってから、角川文庫で新装版が発売されたんだよ」

「レーベル代えてまで刊行されるなんて、よっぽど人気があったのね」

「当時のレーベルを代表する作品であったことは間違いないかな」

「どんなお話なの?」
「舞台は第一次世界大戦後のヨーロッパ。 架空の国であるソヴュール王国の聖マルグリット学園に留学した日本人『久城一弥(くじょう かずや)』と、天才的頭脳を持つ美少女ヴィクトリカが、様々な事件に遭遇し、それらを解決していくミステリーって感じかな」

「ボーイミーツガール。 まさにライトノベルの王道ですね」

「うわっ!」

「シ、シグマ先生!?」

「おやおや、いけませんね2人とも。 図書館では静かにしなくては」

「先生がイキナリ現れるからっすよ」

「ははは、すみません。 うかうかしてると、また出番を失いそうだったもので」

「また?」

「私のことよりも、【ゴシック】の話を続けましょう。 最近、アニメ化もされて注目度も格段に上がってきていることですし」

「アニメ化!? そうなの?」

「今期のアニメとして、1月から放送が開始してるんだよ。 ほれ」

「わぁ、クオリティ高そう。 原作を知らなくても楽しめるのかな?」

「時系列などに少し違いがあるようですが、大筋は原作に沿った形で構成されています。 そういった意味で、原作を呼んだことがなくても十分にストーリーを楽しめる作品といえるでしょう」

「アルはこの作品のどこが好きなの?」

「そりゃやっぱり『ヴィクトリカ』だろ」

「『ヴィクトリカ』ってこの、金髪の女の子のことよね?」

「ヴィクトリカは、聖マルグリット学園の図書館塔の上にある植物園で日がな一日本を読んで過ごしている少女です。 その頭脳は天才のそれで、安楽椅子探偵のごとく聞いただけで事件の真相を突き止めてしまいます」

「安楽椅子探偵?」

「事件の内容を聞いただけで、その場から動かずに真相を言い当てる探偵のことさ。 アガサ・クリスティの『火曜クラブ』に出てくるミス・マープルなんかが有名かな」

「原作はもう完結しているんですか?」

「いえ。 現在も継続刊行中で、短編集を含めた9冊が発売しています。 今年中に残りの3巻が発売されて完結となる予定です」

「なんだったらコミックスも発売されてるぜ」

「でも、やっぱり私はアニメから入りたいな。 もう何話か見逃しちゃったけど」

「4月にDVD&BDも発売するから、もう少し我慢しろって」

「あぁ~! 今から待ち遠しいっ!」

「だな」

「さて、そろそろ図書館を出ましょうか。 先ほどから司書さんが睨んでいます」

「お、おじゃましました~」

「ん~、どこかなぁ」

「お、カナンじゃん。 何か本さがしてるの?」

「ああ、アル。 桜庭一樹の本を探してるの。 友達に薦められて」

「桜庭一樹の本なら、これ読んでみろよ」

「ゴシック?」

「富士見ミステリー文庫から刊行された、桜庭一樹の代表作だよ」

「あれ、でも出版は角川文庫になってるよ?」

「富士見ミステリー文庫が2009年に事実上の廃刊となってから、角川文庫で新装版が発売されたんだよ」

「レーベル代えてまで刊行されるなんて、よっぽど人気があったのね」

「当時のレーベルを代表する作品であったことは間違いないかな」

「どんなお話なの?」
「舞台は第一次世界大戦後のヨーロッパ。 架空の国であるソヴュール王国の聖マルグリット学園に留学した日本人『久城一弥(くじょう かずや)』と、天才的頭脳を持つ美少女ヴィクトリカが、様々な事件に遭遇し、それらを解決していくミステリーって感じかな」
「ボーイミーツガール。 まさにライトノベルの王道ですね」

「うわっ!」

「シ、シグマ先生!?」

「おやおや、いけませんね2人とも。 図書館では静かにしなくては」

「先生がイキナリ現れるからっすよ」

「ははは、すみません。 うかうかしてると、また出番を失いそうだったもので」

「また?」

「私のことよりも、【ゴシック】の話を続けましょう。 最近、アニメ化もされて注目度も格段に上がってきていることですし」

「アニメ化!? そうなの?」

「今期のアニメとして、1月から放送が開始してるんだよ。 ほれ」

「わぁ、クオリティ高そう。 原作を知らなくても楽しめるのかな?」

「時系列などに少し違いがあるようですが、大筋は原作に沿った形で構成されています。 そういった意味で、原作を呼んだことがなくても十分にストーリーを楽しめる作品といえるでしょう」

「アルはこの作品のどこが好きなの?」

「そりゃやっぱり『ヴィクトリカ』だろ」

「『ヴィクトリカ』ってこの、金髪の女の子のことよね?」

「ヴィクトリカは、聖マルグリット学園の図書館塔の上にある植物園で日がな一日本を読んで過ごしている少女です。 その頭脳は天才のそれで、安楽椅子探偵のごとく聞いただけで事件の真相を突き止めてしまいます」

「安楽椅子探偵?」

「事件の内容を聞いただけで、その場から動かずに真相を言い当てる探偵のことさ。 アガサ・クリスティの『火曜クラブ』に出てくるミス・マープルなんかが有名かな」
ミス・マープルが初めて驚異の推理力を披露した13篇の短編集

「原作はもう完結しているんですか?」

「いえ。 現在も継続刊行中で、短編集を含めた9冊が発売しています。 今年中に残りの3巻が発売されて完結となる予定です」

「なんだったらコミックスも発売されてるぜ」
月刊ドラゴンエイジで掲載されたマンガ版GOSICK。
原作の雰囲気を見事に再現した絵が好評の一作。
原作の雰囲気を見事に再現した絵が好評の一作。

「でも、やっぱり私はアニメから入りたいな。 もう何話か見逃しちゃったけど」

「4月にDVD&BDも発売するから、もう少し我慢しろって」
4月22日発売予定。
amazonで購入するとヴィクトリカのコルクコースターが付いてくる。
amazonで購入するとヴィクトリカのコルクコースターが付いてくる。

「あぁ~! 今から待ち遠しいっ!」

「だな」

「さて、そろそろ図書館を出ましょうか。 先ほどから司書さんが睨んでいます」

「お、おじゃましました~」




