――とある国立公園(ANIMAGA学園写生大会)



$GAME/ANIMAGA情報局-シグマ(ノーマル)
  「それでは皆さん。 これから自由時間とします。 好きな場所で、好きなものを描いて下さい。 描いてもらった絵は、二時間後に提出してもらいますよ」






$GAME/ANIMAGA情報局-アル(したり顔)
  「ん~、やっぱり緑が多いところは空気が違うなぁ」



$GAME/ANIMAGA情報局-カナン(困る)
  「・・・・・・・・・・・・」



$GAME/ANIMAGA情報局-アル(ノーマル)
  「なんだ? カナンのやつ。 キョロキョロ辺りを見回して」






$GAME/ANIMAGA情報局-アル(笑顔)
  「おーい、カナン」



$GAME/ANIMAGA情報局-カナン(ノーマル)
  「え? なんだアルかぁ。 なに?」



$GAME/ANIMAGA情報局-アル(ノーマル)
  「いや、お前がキョロキョロしてるから何してるのかなって思ってさ」



$GAME/ANIMAGA情報局-カナン(ノーマル)
  「狸を探してたのよ」



$GAME/ANIMAGA情報局-アル(ノーマル)
  「狸? また何で狸なんだ?」



$GAME/ANIMAGA情報局-カナン(ノーマル)
  「えへへ。 この本読んでたら本物が見たくなったの」












$GAME/ANIMAGA情報局-アル(笑顔)
  「【有頂天家族】? 狸の話なのか?」




$GAME/ANIMAGA情報局-カナン(ノーマル)
  「京都を舞台にした狸の家族の話なの。 ちょっと可笑しくて、家族愛に溢れた暖かいお話なのよ」



$GAME/ANIMAGA情報局-アル(笑顔)
  「狸って言われたら、『平成たぬき合戦ぽんぽこ』が浮かんでくるなぁ」






’94年公開のスタジオジブリ作品。
餌場を奪われたたぬき達が人間に反抗しようとする様子を、コミカルかつシニカルに描いた作品。














$GAME/ANIMAGA情報局-カナン(ノーマル)
  「狸が人間味豊かに描かれている点では、同じかも」



$GAME/ANIMAGA情報局-アル(笑顔)
  「どんな話なんだ?」



$GAME/ANIMAGA情報局-カナン(ノーマル)
  「下鴨神社・糺の森に住む狸の下鴨矢三郎が、敵対する狸の夷川家、半人間・半天狗の『弁天』、落ちぶれた天狗の『赤玉先生』と関わりながら京都の町を駆け巡る青春ファンタジーよ」



$GAME/ANIMAGA情報局-アル(笑顔)
  「狸の次は天狗か。 まるで日本昔話だな」



$GAME/ANIMAGA情報局-カナン(ノーマル)
  「そういった人間以外の登場人物たちが、逆にすごく人間臭くて共感できるのよ。 微笑ましくて、何度も笑っちゃったわ」



$GAME/ANIMAGA情報局-アル(ノーマル)
  「へぇ、そんなに言うんなら俺も読んでみようかな」



$GAME/ANIMAGA情報局-カナン(ノーマル)
  「ぜひぜひ! ほら、貸してあげるから」



$GAME/ANIMAGA情報局-アル(驚く)
  「わ、わかったよ。 ちゃんと読むから。 そういえばこの作者って別の作品でブレークしたんだよな?」



$GAME/ANIMAGA情報局-カナン(ノーマル)
  「うん。 アルの言ってるのは山本周五郎賞を受賞した『夜は短し歩けよ乙女』のことね」






夜は短し歩けよ乙女 (角川文庫)


森見登美彦の代表作。
「黒髪の乙女」と、それに恋する主人公の恋愛ファンタジー。






$GAME/ANIMAGA情報局-アル(笑顔)
  「たしか本屋大賞の2位にもなったんだよな」



$GAME/ANIMAGA情報局-カナン(ノーマル)
  「うん。 マンガ化もされてるから、そっちを読んで見てもいいかも」





小説のコミカライズ版。
全5巻からなり、オリジナルストーリーを多数収録している。







$GAME/ANIMAGA情報局-アル(笑顔)
  「こっちは女の子が好きそうな本だな」



$GAME/ANIMAGA情報局-カナン(ノーマル)
  「私はデビュー作の『太陽の塔』も好きよ」





著者のデビュー作。
第15回日本ファンタジーノベル大賞の受賞作でもある。






$GAME/ANIMAGA情報局-アル(ノーマル)
  「最近アニメ化された作品もあったんじゃなかったっけ?」



$GAME/ANIMAGA情報局-カナン(ノーマル)
  「『四畳半神話大系』だね」





複数の平行世界を描いた作品。
’10年にアニメ化された。


















$GAME/ANIMAGA情報局-アル(笑顔)
  「ああ、これこれ。 オープニング曲をASIAN KUNG-FU GENERATIONが歌ってたっけ」



$GAME/ANIMAGA情報局-カナン(叱る)
  「個人的にはアジカンの起用って、中村佑介さん繋がりなのかなって思ってる」



$GAME/ANIMAGA情報局-アル(ノーマル)
  「中村祐介って?」



$GAME/ANIMAGA情報局-カナン(ノーマル)
  「有名なイラストレーターで、アジカンのジャケットや『夜は短し歩けよ乙女』、『四畳半神話大系』の表紙絵を描いてるの」





中村佑介の200点あまりのイラストを網羅的に収録し、その10年の軌跡を追う初の画集。






$GAME/ANIMAGA情報局-カナン(ノーマル)
  「アニメのキャラクター原案も、中村さんがやってるんだよ」



$GAME/ANIMAGA情報局-アル(笑顔)
  「そう言われてみれば、『四畳半神話大系』のアニメって独特の雰囲気だしてたな」



$GAME/ANIMAGA情報局-カナン(ノーマル)
  「私もこんな絵描けるようになりたいなぁ~」



$GAME/ANIMAGA情報局-アル(呆れる)
  「この絵じゃ無理だろ」



$GAME/ANIMAGA情報局-カナン(怒り)
  「ちょ、何勝手にみてるのよ!」



$GAME/ANIMAGA情報局-アル(呆れる)
  「せめて森の木に明暗くらいつけろよ」



$GAME/ANIMAGA情報局-カナン(怒り)
  「そういうアルの絵はどうなのよ! 見せてみなさいよ!」



$GAME/ANIMAGA情報局-カナン(無表情)
  「・・・・・・・・・」



$GAME/ANIMAGA情報局-カナン(驚く)
  「う、うまい・・・・・」



$GAME/ANIMAGA情報局-アル(したり顔)
  「ふっ、同人誌で鍛えた腕をなめるなよ」



$GAME/ANIMAGA情報局-カナン(無表情)
  「・・・・・・ねぇ、なんで森の中に恐竜がいるの?」



$GAME/ANIMAGA情報局-アル(したり顔)
  「最近モンハンばっかりやってるからな、ああいう森を見るとモンスターが見える」



$GAME/ANIMAGA情報局-カナン(無表情)
  「この女の子は誰?」



$GAME/ANIMAGA情報局-アル(したり顔)
  「俺が今見てるアニメのヒロイン」



$GAME/ANIMAGA情報局-カナン(無表情)
  「なんでロボットが空飛んでるの?」



$GAME/ANIMAGA情報局-アル(笑う)
  「飛行機雲が見えたんで飛行機を描いてたんだけど、気がついたらモビルスーツになってた」



$GAME/ANIMAGA情報局-カナン(怒り)
  「あ、あんたねぇ!」









$GAME/ANIMAGA情報局-シグマ(ノーマル)
  「みなさーん! そろそろ時間です。 描いた絵を提出して下さい」










$GAME/ANIMAGA情報局-アル(笑う)
  「はいはーい。 ちゃんと出来てるっすよー」




$GAME/ANIMAGA情報局-カナン(無表情)
  「ちょ、あんたそれを本気で提出する気!? 待ちなさいよ! アル!」