【ソウル時事】北朝鮮の朝鮮中央通信は25日、
死去した金正日総書記の後継者正恩氏が、
全国に設置された弔問会場を訪れる人々に対する
緊急の「寒さ対策」を指示したと伝えた。庶民思いの指導者だとアピールする意図があるとみられる。
寒い中で弔問する人々を心配した正恩氏が
仮設テントを設置して温かい茶などを振る舞うようにしたほか、
薬や医療設備を積んだ救急車を配置するなどしたという。
同通信は「歴史上いまだかつてない思いやりにあふれる措置」としている。
同通信は23日にも、金総書記が人民に食べさせようとしていた鮮魚が
一日も早く届くように、正恩氏が特別輸送態勢を組んだと報道。
苦しい経済に不満を抱く民心をつなぎとめるため、「心優しい正恩氏」を印象付ける必要があるようだ。