3.「えっ」

 

緒戦は小倉の芝1200m。出資者は皆タイトルの言葉を発したことでしょう。

掲示板でも、少なからず自分と同じように中距離を期待しての出資者が多かったからです。

でも、確かに母系は短距離寄りではあるんですよねぇ・・・

 

調教師的にスピードに期待しての短距離参戦でしたが、6着。

 

次走は京都のマイル。ここでも6着。

松若騎手が延ばして良くなったコメントから、さらに中距離待望論が強くなりました。

 

一方、ダート行けば?論も登場。

なんとか適条件を見つけてほしいという思いからか、様々な意見が飛び交いました。

 

4.そしてダートへ

 

その思いが通じた?のか。次戦は阪神ダート1800m。

先手を打って積極的に逃げに打って出たものの、最後は脚が止まり、5着。

 

やっぱり芝だよ!2000mだよ!なんならそれ以上でも!論がまたまた強くなりました。

 

その後、軽いけががあり、間が空いてからの京都芝2000m。

いよいよ待望?の芝中距離です。

 

でも、見る影もなく12着。これは出資者の多くが肩を落としたに違いありません。

そして、中長距離論者は鳴りを潜めることとなります。

 

5.連闘策。

 

そして、野中師は思い切った策に。京都1600mに戻す連闘。

そして、出遅れたというアクシデントが逆に功を奏し?初めてダブルクラッチは鋭い末脚を見せてくれました。

 

これは掲示板の人々一同歓喜。やはりちょっとでも結果が出ると光明が見えてくるものです。

 

そして、6戦目もマイル。しかし、阪神の坂に屈したのか、再び2桁着順。

また、掲示板が暗くなってしまいました。

 

「もうだめか・・・」

 

 

 

つづく