とある小学校の算数

 

 

 

最近、「宿題の無い」小学校の記事を見ることが増えてきた。

記事をよく読むと「強制的な宿題が無い」となっている。

従前と同程度の「自主的な宿題」は残されている。

そして従前と同程度の宿題がきちんと実行されている。

 

一方「とある小学校」では、ガチで宿題が無い。

学校も保護者も子供に宿題をさせていない。

推定ではあるが90%超の子供が宿題に相当する勉強をしていない。

この結果、どうなるか?

 

算数についてみてみる。

 

まず、計算が凄く遅い。

小1から基本的なプリントをしていない。

最低限必要な量の訓練が出来ていない。

小4くらいになると「単元」に割り当てられた時間内に「単元」の学習が終わらなくなる。

全体の3分の2以上の子供がこれに該当する。

 

そして、小4の全体の3分の1くらいの子供が九九を運用できない。

小2のとき九九の暗記はしたが、その後忘れてしまっているもしくはとてつもなく遅い。

九九の運用ができないため、小4の割り算のひっ算など、夢のまた夢の状態になっている。

 

学習指導要領に対応できているのは小4全体の3分の1程度?

公文や学習塾へ行っている子供だけだろうか?

 

恐ろしいことに保護者のほとんどが、このような子供の状況を把握していない。

 

何十年も続いている学習法を安易に否定しても碌な結果にならない。

一定の実績を残している方法の代替を準備するのは、そんなに容易い話ではない。