乳幼児期の英語インプットと英語アウトプットについて

 

 

英語動画により英語のインプットを行うことは可能だ。

 

しかし、バイリンガルの研究では、英語のインプットを乳幼児期に行ったとき、将来、どれだけの効果があるのか不明となっている。

将来の英語力(高度な読み書き)という点から評価したとき、乳幼児期のインプットは、ほとんど効果が無いという可能性(考え方)もある。

第二外国語教育を中心としたバイリンガル研究では、この点の研究が、あまりみあたらない。

 

ただし、発音という観点から考えると、乳幼児期の英語のインプットは、とても重要になる。

これはアウトプット(発音)の前提として、インプットがとても(かなりの量が)必要になるという指摘だ。

 

発音のための構音は、5歳頃に完成していく。

構音の完成までの間は、どうしても英語のアウトプット(発音)が必要になる。

実際に口や舌を動かして訓練をしなければ、きれいな発音は身につかない。ちなみにフォニックスは、きれいな発音を文字にする訓練というのが本来の使い方だ。

構音は、2~5歳にかけて発達していくが、このくらいの年齢の時に、大人が行っているような発音のトレーニングを課すことは現実的ではない。

まずは英語をインプットして自然と行われるアウトプット(発音)により構音を完成させていくしかない。

 

 

このとき子供は0~5歳まで「日本語環境」「英語環境」で育っていくことになる。

バイリンガル育児は、子供の年齢が上がるごとに、難易度が高くなる。

5歳くらいになったときには、親にもある程度のバイリンガル育児の知識が無いと、問題が顕在化してくることにもなる。

 

 

「バイリンガル 構音」

これで検索をかけると言語発達遅滞例の研究(5歳児・3事例)がヒットする。

ここで取り上げられた事例は、一般的な事例ではないが、子供が5歳頃のとき、親が注意をしていくことの参考になると思う。

 

(次回は、しばしば指摘されているバイリンガルの危険について考察してみる。)