「先生、冬休みの間に何さつ読んだか教えてください。」
「また、たくさんおもしろい本をしょうかいしてください。」
子どもたちからの年賀状に書いてあった。
どうも、さすらいの小学校教員コぺルです。
明日から授業が再開される憂鬱さ、担任する学級の残り3か月に馳せる思い。後ろ向きな気持ちと前向きな気持ちがせめぎ合っています。
本が好きな子どもたちは、本当に強い。思考力があり、理解力があり、何より知的好奇心が旺盛。そして、粘り強く、集中力がある。本を読むということは、それだけ高度な知的活動であり、精神的に豊かな営みなのだろう。
「これから始まる冬休みは、2週間以上あります。読書チャンスです。先生は10冊以上読もうと思っています。みんなは、どう?」
そう投げかけました。冒頭の年賀状は、そのアンサーなのだと思います。
学校の図書館では、冬休み前には5冊借りられるルールで、休み中に1日だけ開館して、貸し借りができることになっていました。
明日、どれだけの子どもたちが10冊の本を読んだのか聞いてみようと思います。
でも、果たして、私は?
人一倍の遅読で、三が日は朝から飲んでしまいました。
飲むと、もう字は読めません。
カウントしてないけど、10冊? ふと心配になりました。
――カフェの窓際で、本を読みながら。
