p.85(ゲオルギー・イヴァーノヴィッチ・グルジェフの「第四の道」は、ひとを「針の筵に引き据ゑる」ことによつて自覺をうながす。伊勢HSD氏は、その不備を補つた「第五の道」とは、その針の筵を「感謝想起」のもとに引き受ける、といふことである、とする。HSD氏は又、p.62の「月の養殖」の章で、この感謝の念こそは、月にとつて最も不味い食物である、と書いて居る。これは、まさに日本人でなければ、決して思ひつかない「靈的ファクターX」ではないかと思はれる。日本人のなかでも、才氣ばしつた人々が、この感謝を、日本傳統の紋切型として嘲笑し、みづから「月の美味しい食物」、あの「マトリックス」の人間乾電池のごとき存在に身を落として居るなかにあつて、なんとすばらしい「反時代的」一手だらうか!)
生かして頂いて有難う御座います。
