新約聖書のヨハネの黙示録にやがて獣と呼ばれる史上最大の凶悪な独裁者が出現し世界中の人々に恐怖政治を敷きクリスチャンを迫害して悪の限りを尽くしやがて世界を道連れに滅んでいくという預言がありそれが近い将来実現するのではないかという噂があるのを皆さんも耳にしたことがあるでしょう。
ホラー映画として話題をさらった『オーメン』が記憶に焼き付いている人も多いことでしょう。
その新約聖書のヨハネの黙示録の預言にある獣の数字666は一部の熱烈なクリスチャンや予言研究者の間で長いこと話題となっており最近ますます物議を醸しています。
新約聖書のヨハネの黙示録の第13章16節~18節に
「16 また、小さき者にも、大いなる者にも、富める者にも、貧しき者にも、自由人にも、奴隷にも、すべての人々に、その右の手あるいは額に刻印を押させ、
17 この刻印のない者はみな、物を買うことも売ることもできないようにした。この刻印は、その獣の名、または、その名の数字のことである。
18 ここに、知恵が必要である。思慮のある者は、獣の数字を解くがよい。その数字とは、人間をさすものである。そして、その数字は六百六十六である。」
とありクリスチャンの間ではやがて世界を統一し世界中の人々を支配する権力を持つ獣と呼ばれる史上最大の独裁者が現れ始めは善政を敷くが後に豹変し恐怖政治に転換し世界中の人々を弾圧し特に真のクリスチャン達を投獄又は処刑して大虐殺すると言われています。
獣と呼ばれる独裁者は人々に右手や額に刻印を押すことを強制し世界中の人々を完全支配するのだと言います。
そしてその刻印には666という数字が刻まれているのだと言います。
今から30年くらい前から既に予言研究本ではこの666の刻印はバーコードの事であり人々の右手か額にバーコードを打ち付けて独裁者が世界中の人々を大型コンピューターで完全管理し反乱を許さない完全独裁体制の世の中にすると言われていました。
今ではマイクロチップやナノチップがこのバーコードと言う予測に取って代わっていますが本質は一緒です。
マイクロチップに埋め込まれた情報が透明のバーコードやQRコードとして認識され読み取られると言うことですから。
バーコードの左右と真ん中の三つの長い区切りの棒が6でありQRコードの三つの角も6になっており666を表していると昔から予言研究本で指摘されています。
福音派の牧師さんたちもやがて世界総統にのし上がる人物が世界中の人々にナノチップを右手か額に埋め込み世界総背番号を打ち付けてその番号の下人々の個人情報を完全管理し統制して恐怖政治で統治支配すると言っています。
その流れの中で最近この黙示録の預言の解釈に新たな話題として加わったのが新型コロナウイルスに対する待望のワクチンとして彗星のごとく登場した新型コロナワクチンです。
新型コロナ蔓延に伴い短期間で救世主のごとく登場してきた新型コロナワクチンですが熱烈なクリスチャンや予言研究者の間では聖書のヨハネの黙示録に出てくる666の獣の刻印ではないかという警戒の声がネットで根強く見受けらるようになりました。
新型コロナワクチンが獣の刻印666ではないかと騒がれ始めているのです。
この新型コロナワクチンの特許番号が“WO2020060606”であることも“コロナワクチン=獣の刻印”説に拍車をかけています。
本職の牧師さんの中でもネットの動画とかで活躍している福音派の牧師さんたちはこの話題に敏感で新型コロナワクチンが獣の刻印ではないかと言う一般人の質問に対し「獣の刻印は獣が現れてから押される物であり未だ獣が現れていない現在打たれている新型コロナワクチンは獣の刻印では無い。」と明確に否定する回答を出しています。
しかし熱烈な個人のクリスチャンたちにはこの回答に納得しない者も多く「新型コロナワクチンは獣の刻印そのものではなくてもやがて本物の獣の刻印につながっていく物であり獣の刻印の序章なのだ。」と主張しています。
確かに聖書の本家のユダヤ人の祖国イスラエルでは新型コロナワクチンの接種証明書であるグリーンパスと言うワクチンパスポートの提示が無ければ店に入る許可が出ずまた就業も出来ないのが現状になっているとのことです。
まさに聖書の黙示録の様相を実際に呈するような流れになってきています。
黙示録では獣の刻印が無いと物の売り買いが出来なくなり社会から干され飢え死にするような社会になることがほのめかされています。
現実が黙示録の様相になってきているのが何やら不気味に感じ一般人の私も気になっています。
キリスト教の本場であるヨーロッパでもやはり同じようにグリーンパスの提示が無いと店や各施設やイベント会場に入れず経済活動や日常生活に支障が出、又職場を解雇されるケースも増え就業にも不利になっているようです。
新型コロナに対する救世主としてわずか10か月のスピードで登場した新型コロナワクチンの代表であるファイザー社やモデルナ社のワクチンはmRNA(メッセンジャーRNA)ワクチンと言って世界で初めての遺伝子組み換え型ワクチンです。
細胞にメッセージを送り刺激を与える事で新型コロナウイルスに対する抗体を作るとのことですが遺伝子そのものを書き換えてしまうリスクが一部の科学者の間で懸念されており世間でも心配の声が上がっています。
もし聖書の黙示録の預言が本物でこのmRNAワクチンが獣の刻印の序章であるならこのワクチンは獣の国を作る第一段階としてワクチンを打った人間達の遺伝子を改変し人間以外の半獣半人間と言うべき遺伝子に改造するのが目的ではないのか?姿は人間のまま中身を人間以外の者、言わば“獣人”に作り替えるのが目的なのではないだろうか?と考え込んでしまいます。
それによりやがて現れる獣に服従させる下準備をしているのではないか?と。
そしてその考えを延長して掘り下げていくと遺伝子を操作し人間以外の存在になった者、すなわち“獣人”は魂まで改変され神に魂が人間と認識されなくなり神の救済に預かれなくなり神に滅ぼされ永遠の罰を受けるのではないか?と想像し目の前が真っ暗になります。
神が定めた遺伝子に手を加え改変する事が神に対する最大の冒涜であり最大の罪になるのではないかと想像し恐ろしくなります。
やがて現れると黙示録に預言されている獣は全ての人々に右手か額に666の数字の刻印を打ちその刻印を持っていない者は物の売り買いが出来なくなると言いますが現在イスラエルやヨーロッパのニュースを動画で見てみると店やレストランの入り口で顔認証でワクチン接種の有無を判定し接種者のみ入店が許可される様子が映し出されます。
自分の顔をスマホで撮ってワクチン摂取証明書と一緒にサーバーにアップロードして登録しておいて店の前の装置で一瞬に判定する仕組みですがこれをハイテクの知識の無い黙示録の筆者である古代人のヨハネが霊感なり予知能力なりでその光景を幻視したとしたら見えない刻印が額に押してあるような印象を持つのではないでしょうか?
静脈認証や指紋認証も同様でしょう。
右手か額に見えない刻印が押してあるのだとハイテクの知識の無い古代人なら解釈しそう記述するのではないでしょうか?
そうなるとわざわざナノチップを埋め込むまでもなく獣の刻印がもう既に人間の体内に備わっているのではないかと勘繰りたくなります。
新型コロナワクチン摂取で新たに遺伝子に書き加えられた新型コロナウイルスのRNA情報そのものがそのまま獣の刻印なのではないか?という疑念が生じ居ても立ってもいられなくなります。
いずれにしても現代では生体認証、ナノチップいずれの方法も既に技術的に実現されています。
今回の新型コロナワクチンの中身が古代人が考えた獣の刻印であるかないか調べる方法は現代人である我々に知る由もありませんが、古代人が獣の刻印と呼び得る技術そのものがはっきりと現代社会に出現したと言えるでしょう。
新型コロナワクチンが熱烈なクリスチャンや予言研究者の言う通り本当に獣の刻印かどうか現時点では私には判定出来ませんが現実が黙示録の預言の様相に酷似してきているのは確かであり私自身それが正直かなり気になり始めています。
ネットで活動している本職の牧師さんたちは新型コロナワクチンは獣の刻印ではないと断言していますが本当にそう言い切れるのか?と疑い始め気になっています。
皆さんはどうお感じになるでしょうか?
いずれにせよこの問題は正統派のクリスチャンの人たちは「まだベールに包まれている段階で真実は神のみぞ知る。」と言うのでしょうがいずれ誰にでも真実がはっきりわかる時が近づいているのかもしれません。
たとえ今回の新型コロナワクチンの中身が獣の刻印そのものではなかったとしても獣の刻印につながる世界支配のための具体的手段は一連のコロナワクチン摂取に伴う証明書となるワクチンパスポートの提示と認証に使われるハイテク技術の活用法で示されつつありやがて来る獣の支配のリハーサルとして我々の目にその予兆が見えるようになってきており黙示録の予言が現実味を帯び始めていると言えるのではないでしょうか?
今回取り上げた聖書のヨハネの黙示録の預言の解釈はクリスチャンでない日本の一般の人々には迷信にかぶれたナンセンスな陰謀論に聞こえるかもしれませんが聖書の預言は真実を含んだ過去の貴重な遺産かもしれないという考えがふと頭をよぎる今日この頃です。
※参考資料
■新約聖書 ヨハネの黙示録