鄭州市は東シナ海から約500km内陸に入った黄河と北側で接する人口一千万の河南省の州都である。長江(昔揚子江と呼んでいた)に接した武漢市の北北西400km程の所という紹介も可能である。そこでの大規模な洪水は、共産党政権の発表とはかけ離れた膨大な被害があったようである。その原因が、黄河本流や支流での水量増加に備えたダムの放水等による人災の可能性が高い。
それを通知無しで行ったようで、突然の増水で逃げることが出来なかった人も多いようだ。その実体を報じる動画(香港のニュース最前線)を紹介する。
そのような非通知のダム放水などをする地方政府の官僚の実体を報じたHarano Timesの動画を引用する。この動画は、中国共産党政権の残酷さと隠蔽体質をもっとも良く解説したものだと思う。文革時代の最後、数十万人が死亡した河南省の水害という人災とその背景を解説した絶対推薦の動画です。
(7月24日午前6時30分)