昨日、自民党の小泉進次郎氏は滝川クリステルさんを同伴し、官邸に安倍総理を訪れ、結婚する旨の報告を行なった。

 

私はこの報道を見て、それが当たり前のように報じられていることを非常に不思議に思った。結婚はプライベートなことである。安倍総理を公務の時間中に執務室に訪れ、結婚の報告をするなんて、西欧でもあるのだろうか?

 

小泉氏は参議院戦で疲れたとか、自分のことを政治バカとか言っていたが、どういう意味なのかわからない。参議院選の応援なんか政治家の本当の仕事ではない。応援演説であの程度のくだらないことをくりかえし喋って、政治家としての仕事をしていると考えているとしたら、国会議員としては非常に不満足である。

 

この後の日本がどのような国際的位置を占めて、独立国としての存在を主張するのか、その前に、どのようにして独立国としての体裁を整えるのか、その前に、独立国の要諦とそれから考えて現在の日本に何が足らないか?

 

そんな政治家としての思想や方針が小泉進次郎氏からほとんど発信されていない。父親のような政治家になりたくないというが、それはどういう点についての話なのか?もちろん、それほど評価された政治家ではないのは事実だが。

 

兎に角政治家としての自分の考えを書くといえば、いろんな媒体が喜んで場所を提供するだろう。文藝春秋でも正論でもなんでも良い、それで自分が政治家としてどのように父親と違うところをめざしているのか、言ってもらいたい。

 

単なる人気抜群のポピュリスト政治屋なら、日本にはいらない。さっさと芸能界にでも入ってもらいたい。